原 摩利彦、松山ケンイチ×長澤まさみ主演・初共演映画『ロストケア』の音楽担当
ビート作品からポスト・クラシカル、音響的なサウンドスケープまで幅広い表現手法を用い、今年公開された映画『流浪の月』(監督: 李相日)や現在上演中の森山未來×中野信子×エラ・ホチルドによる、ダンス×脳科学による没入型アートコンプレックス『FORMULA』の音楽を手掛けたことでも話題の音楽家・原 摩利彦が、松山ケンイチ、長澤まさみが初共演する映画『ロストケア』の音楽を担当する。
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本作は、葉真中顕のデビュー小説「ロスト・ケア」(光文社文庫刊)を原作に、連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンス。松山が主人公の心優しい介護士・斯波宗典役、長澤が斯波と対峙する検事・大友秀美役を演じるほか、鈴鹿央士、柄本明、坂井真紀、戸田菜穂らが共演する。監督・脚本は、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「そして、バトンは渡された」の前田哲が手掛けた。主題歌は森山直太郎。
早朝の民家で老人と介護士の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典。彼は、献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は、斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか――。大友は真実を明らかにするべく斯波と対峙する。
特報には、介護士でありながら42人を殺害した連続殺人犯・斯波と真相を追う検事・大友が対峙する緊迫の証人尋問シーンが収められている。映像は、白髪姿で斯波に扮した松山の「僕は42人を“救いました”」というセリフで始まる。斯波は、自分のしたことを「殺人」ではなく「救い」だと主張。その佇まいからは、ただならぬ過去がうかがえる。斯波は信念をもった目で大友を見つめ、大友はそんな斯波の言葉に押されながらも正義を貫き通すために反発する。
『ロストケア』は2022年3月全国ロードショー。
『ロストケア』
出演:松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす(ずん)、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子、柄本明
原作:葉真中顕『ロスト・ケア』(光文社文庫刊)
監督:前田哲
脚本:龍居由佳里、前田哲
主題歌:森山直太朗「さもありなん」(ユニバーサル ミュージック)
音楽:原 摩利彦
制作プロダクション:日活、ドラゴンフライ
配給:日活、東京テアトル
2023「ロストケア」製作委員会
公式サイト: lost-care.com
◆『ロストケア』 オフィシャルサイト
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