心臓発作を起こしたUFOのフィル・モグ「回復の途にある」
8月末に心臓発作を起こし、動脈2本にステントを留置する手術を受けたUFOのフロントマン、フィル・モグが、ファンからのお見舞いの言葉に感謝し現状を報告した。
◆UFO画像
週末(10月15日)、“ウィナー・ウィナー”病院でのモグの食事の写真と共に、彼からのメッセージがFacebookに投稿された。
「親愛なるリスナーたちへ お見舞いのメッセージ、ありがとう。僕はいま、回復の途にある。それには、あまり何もせず、食事が与えられるってことも含まれる。後者は多分、腹がグーグー鳴るまで引き延ばすべきなんだろう。まだストレッチャー浴はできないが、自分で少しは洗えるようだ。来月、(医師による)判断があり、スタジオでちょこっと歌ってみるつもりだ。だから、幸運を祈っていてくれ。ステント・クラブなんてものを結成し、ライヴやるかもよ……先のことなんて誰にもわからないだろ? Tally Ho! Chin Chin」
UFOは2019年から、少なくともモグにとってはラスト・ツアーとなる<Last Orders Tour>を行っており、10月にヨーロッパで最後の数公演を開催する予定だった。モグは9月初め、「医師たちのところから戻ったところだ。僕は当然、演奏、ツアーなど仕事の再開について尋ねたが、絶対にダメ、また心臓発作を起こしたいのなら別だけどと言われた。そういうわけだ。僕は約6週間後にスタート予定のリハビリテーション・プログラムを、6週間やらねばならない。3ヶ月程度になる。僕は決して、こんな形で去りたくはなかった。君らもそうだったに違いない」との声明を出していた。
Ako Suzuki