近視のサエ子、7th SG「キスしながらごめんね」9月28日発売&ライナーノーツ&MV公開

ポスト

2022年はポセイドン・石川やAATAとのコラボレーション作品を続々と発表し、「New Music Wednesday」「シティポップの今」「Lute selection」などの数々の公式プレイリストにキュレーションされてきた近視のサエ子。

◆近視のサエ子 関連動画&画像


2022年5月頭から7月末にかけてSpotifyのリスナー数が10倍超に急増。街中で流れてきた音楽をその場で検索ができるアプリ「SHAZAM」での検索回数も過去最高に達しており、今まさに上昇気流にのっている。

その勢いを証明するように、数年にわたり在庫切れ状態だったCD「第1章 近視のサエ子」(2017年)がAmazonで在庫復活。本人もウハウハ状態で喜んだのも束の間……なんと17%割引価格で叩き売りをされてしまっているようだ。この状態を見たファンからは「俺は定価で買ったよ!」と励ましの声も届いている。

今作は近年、過去作がポニーキャニオンやエイベックスなどから続々と再リリースされ話題になっているKei Matsuuraがプロデュース。「会えなくなった大切な人への想い」を独特のワードチョイスで哀しげに歌う。前作に引き続き"クセになる"歌謡曲調シティポップ。

■近視のサエ子 ライナーノーツ

このたびデジタルリリースに至った『キスしながらごめんね』はお別れの曲です。

“それ”は日常のほんの些細な瞬間に訪れます。
夜道を歩いているとき、お風呂に入っているとき。
ふと「もしあの人が今も傍にいたら、どんな言葉をくれるだろう」と考えることがあります。あの人なら笑ってくれるかな。怒ってくれるかな。嬉しいことがあったとき、悔しいことがあったとき、あの人に伝えたらどんな顔をするかな。

涙で道を見失わないように「またね。きっとまた、会いましょうね」と心の中で約束をして、“今”をどうにかやり過ごします。
もういないあの人と一緒に、のんびりと散歩をしている。
そんな光景が伝わりますように。

サエ子の本作への思い入れの強さが仇となり、ジャケットやMVの制作が思うように行かず苦しんでいた最中、AI画像生成サービス「Midjourney」を知る。「Midjourney」を使い「A girl who walks alone in the middle of the night. it's raining. A cat is lying on the other side of the intersection / 深夜にひとりで散歩をする少女。雨が降っている。交差点の向こうに猫が寝そべっている」、「Monochrome girl sadly sitting on a chair and holding a kitten / 悲しげに椅子に座り子猫を抱くモノクロの少女」と2つのアイデアをAIに依頼した。このうち1枚をMVに、もう1枚をジャケットイメージの元アイデアにした。

■近視のサエ子 イメージ制作についてコメント

最初はAIに抵抗がありました。
実際に使ってみると、自分で思いつくアイデアとは良い意味で全く違うものが出てきて新鮮でした。最終段階まで「Midjourney」を使うことも考えましたが、細かな指示を英語で出すのがとても難しかったため、前作『あなたが課金しないなら』でも描いていただいた 坂野りんこ さんに、「Midjourney」が出したアイデアをもとに描きおろしていただきました。

MVは初の全編Adobeストックで構成しています。ありもの素材を繋ぐのは初の試みで、こちらも自分だけでは発想できなかったであろう新領域を開拓できました。壮大なAIのお別れストーリーです。


「キスしながらごめんね」

2022年9月28日(水)
MsMe creative studio
配信先一覧
https://big-up.style/vQPm9Qn2NH

Music & Chorus & Vocal & Lyrics : 近視のサエ子
Produce & Compose & Mix & All instruments : Kei Matsuura
Recording Engineer : Ayuki Sodegami
This video is made with Adobe Stock. / Direction, Edit : Sae Kanenobu

◆近視のサエ子 オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報