UNCHAIN、3年振りの全国ツアー完遂

UNCHAINが9月1日に、愛知・名古屋CLUB UPSETにて＜UNCHAIN Timeless Communications Tour＞のファイナル公演を開催した。これは2019年7月開催の＜Reborn in That day Special Tour＞以来約3年ぶりのツアー。

◆ライブ写真

ライブは、今年の1月にリリースされたカバーアルバム『Timeless Communications』に収録された楽曲と、その他オリジナル楽曲をミックスしたセットリストで構成されていた。

入場のSEが流れ出し、大きな拍手が巻き起こり、アーティスト写真でも身に纏ったクールなスーツ姿のUNCHAINメンバーが登場すると早速、カバーアルバムに収録されている「キラーチューン」からライブが開幕し、続く「怪物」へと移行していく。UNCHAINがアレンジし、新たな息吹が吹き込まれたカバー楽曲を次々と披露していくと観客の熱量も上がっていく。


ここで「本日は、弊社“Timeless Communications”のオリエンテーリングにお越し頂き、ありがとうございます。」とカバーアルバムのテーマになっていた架空の企業の社員になりきって挨拶を行うと、“新入社員”である観客からは拍手が巻き起こる。

この流れから「Movin' My Soul」「Come Back To Me」「暁のコドウ」とオリジナル楽曲を、キーボードにdonnyが参加した新たなバージョンでグルーヴィにプレイし、ライブにアクセントを加える。


ここから趣が変わり、「I'M NOT THE ONLY ONE」「Broke」といった洋楽カバーをしっとりとパフォーマンスする。ライブ中盤で初披露された「tremolo」は、ジャンル／プロ／アマを問わず、応募されたオリジナル楽曲の中からUNCHAINがアレンジする企画“もしもUNCHAINがあなたの曲をカバーしたら（通称：もしカバ）”にて
応募総数約160曲の中から選ばれた楽曲で、UNCHAINらしい爽快感のあるアレンジでライブに彩りを加える。


その流れから軽快なダンスナンバーを連続投下していくと観客も思い思いに体を揺らし、続く「Tonight's The Night」「Libyan Glass」といったメロウなナンバーではチルアウトしながら全身でUNCHAINワールドを楽しんでいた。

ライブ終盤には、YouTubeでも大きな反響を得た「丸の内サディスティック」をパフォーマンス。ラストは、「Show Me Your Height」「make it glow」でライブをクールに締めた。


コロナ禍以降で初、約3年ぶりの全国ツアーを完遂したUNCHAIN。今後も、9月22日神戸PADOMAでのLEGO BIG MORLとのツーマンライブ、9月23日に開催される＜KANSAI LOVERS 2022 〜15th Annivarsary〜＞を始め、精力的にライブ活動を展開していく。

写真◎小杉歩
◆UNCHAIN オフィシャルサイト