【インタビュー】≒JOY、1stソングと<イコノイジョイ2022>出演で紡ぎ始めた“夢”

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=LOVE、≠MEと、代々木アニメーション学院とタッグを組んで自身の理想のアイドルをプロデュースしてきた指原莉乃。彼女が手掛ける第3のグループが、13人組の≒JOY(ニアリーイコールジョイ。通称ニアジョイ)である。2022年1月30日に最終審査で12名が選出され、3月29日にお披露目会が開催。6月25日には指原が直々にスカウトした小澤愛実の加入が発表された。

翌6月26日には=LOVE、≠ME、≒JOYの3グループ初の合同楽曲「トリプルデート」のMVが公開。7月3日には≒JOYの1stソング「≒JOY」がデジタルリリースされ、3グループ合同フェス<イコノイジョイ2022>が富士急ハイランド コニファーフォレストで開催された。結成から約半年、特にこの2ヶ月弱で大きな動きを見せている≒JOYの面々は、現在どんな心境なのだろうか。メンバーにグループ活動や<イコノイジョイ2022>、「≒JOY」と「トリプルデート」について訊いた。(※髙橋舞、福山萌叶、山野愛月の3名は欠席)

◆≒JOY 写真


■結成から半年。1stソング「≒JOY」は
■「本当にすごく、すっごい心に響いてくる!」


──≒JOYの皆さんはBARKS初登場とのことなので、ご自身の特徴やキャラクターとともに自己紹介をしていただきたくて。藤沢さんは先ほどメンバーさんたちから“議長”と呼ばれていましたが……。

藤沢莉子(以下、藤沢):あははは、最年長組ということもあって、意見を言ったりまとめたりすることが多いので“議長”と呼ばれてました……って自分で言うの恥ずかしいですね(笑)。藤沢莉子、埼玉県出身の18歳です。

──ではそのまま座席順にお伺いしてもよろしいでしょうか。

大西葵(以下、大西):大西葵、東京都出身の16歳です。趣味は読書です。

山田杏佳(以下、山田):山田杏佳です。神奈川県出身の16歳です。メイクやファッションが好きです。

村山結香(以下、村山):村山結香です。福岡県出身の18歳です。笑顔がいいねってよく言われます(笑)。

天野香乃愛(以下、天野):天野香乃愛です。埼玉県出身、15歳です。趣味は寝ることと食べることです。

江角怜音(以下、江角):江角怜音、大阪府出身、17歳です。趣味は音楽を聴くことで、椎名林檎さんが好きです。

逢田珠里依(以下、逢田):逢田珠里依です。東京都出身、16歳です。女性アイドルさんが大好きです。プロデューサーの指原莉乃さんにはネアカと言っていただいたので、明るいほうだと思います。

市原愛弓(以下、市原):市原愛弓、福岡県出身の18歳です。18歳になってすぐに免許を取ったんですけど、運転したいなと思っている間に東京に来て、こっちに車がないのでペーパーです(笑)。

大信田美月(以下、大信田):大信田美月、大阪府出身の17歳です。ほくろがチャームポイントです。幼稚園の頃に泣きぼくろと口元のほくろが欲しくて、マジックで書いたら本当にできちゃいました。

小澤愛実(以下、小澤):小澤愛実です。神奈川県出身19歳です。笑うとひげみたいなえくぼができます(笑)。

──ありがとうございます。では本日欠席の髙橋舞さん、福山萌叶さん、山野愛月さんはどんな方か教えていただけますか?

大信田:舞は元気だよね。

市原:THE関西人だね(笑)。あとチアの経験があって、足がすごく高く上がる。

逢田:舞と美月が一緒にチアっぽいことをしてるのが、公式YouTubeのドキュメンタリー映像にも上がってるよね。

天野:明るくてかわいい系の関西人ですね。

山田:萌叶は目が大きくて、華がある。

大信田:目力が強いよね。引き込まれる。メイクにもこだわりがあるんじゃないかな。

小澤:愛月はウインクが得意だよね。

市原:うん。最年少メンバー(15歳)なので、妹的存在です。


──皆さんのキャラクターがざっくりとわかったところで、本題に入っていきたいと思います。≒JOY結成から半年ほど経ちましたが、加入して自分のここが変わったなと思うところ、ここが成長できたと思うところはどんなところでしょう?

逢田:妥協をあまりしなくなりました。≒JOYに加入するまでは何かに真剣に打ち込むことがなくて、同じ練習をたくさん繰り返すことが得意ではなかったけど。

天野:わたしも性格上面倒なことから逃げたり、体力を使いそうなことは全部避けてきてきたんです。でも自分の好きなことをお仕事としていただけるようになって、大変なことも楽しんで取り組むようになりました。

藤沢:姿勢が良くなって、よく笑うようになりました。それまでは自分では笑っているつもりでも、ちゃんとそれが伝わってなかったのかなって。みんなと一緒にいる時間も多いので自然体で笑えるようになりましたし、普段の生活からそういう意識を持つようになりました。

市原:確かに生活は変わりました。昔は何時間も寝てたんですけど、最近はちゃんと早起きするようになりました(笑)。

村山:“自分は見られる立場だ”という意識を持つようになりました。つねに前髪は綺麗にしておきたいなとか、美意識は昔より上がっていると思います。

小澤:私は今まで年下組というか、お姉さん方がたくさんいる環境が多かったんですけど、≒JOYでは最年長なのでしっかりしなきゃなって。全然しっかりしていないし、まだ慣れてはいないけど、そういう意識は芽生えましたね。

江角:母が履歴書を送ったのがきっかけで≒JOYに加入したので、最初は人前に出るのがものすごく苦手だったんです。でもメンバーもいい子たちばっかりで面白いから一緒にいると楽しいし、いざ<イコノイジョイ2022>で初ステージに立ってみたら、人前で歌って踊るのってこんなに楽しいんだ!と思ったんですよね。人前に立つのも克服できたのかなと思っています。

大信田:物怖じしなくなりました。前は学校のプレゼンテーションでも、朝起きた瞬間から学校に行きたくないなあと思っていたんですけど、<イコノイジョイ2022>でも全然緊張しなくなっていて……成長したかもなあって。

大西:人とよく話すようになりました。わたしは喋るのが得意ではないから、友達が本当に少なくて。でも≒JOYのみんなは、気兼ねなく話せる。アイドルグループのメンバーだから友達ではないかもしれないんですけど、仲間ができて……うれしいなあって(笑)。

山田:葵のコメント、すごく素敵だね。

──オーディションの映像と<イコノイジョイ2022>の映像を観比べると皆さん顔つきが全然違うので、きっと半年でいろんな成長があったのだと思います。そして1stソング「≒JOY」は≒JOYのメンバーとして、新しい人生をスタートした皆さんを体現する楽曲だと感じました。


小澤:とても心に響いてくる歌詞でした。サビの《愛とか恋とかじゃないから/やっと夢中になれるものがあったんだ》や《今は夢を、強く夢を、歌っていたい》という歌詞のとおり、わたしたちは本当に今夢を追いかけていて。みんなもアイドルに夢を見てオーディションに応募したと思うし、自分もまだまだアイドルとして叶えたい夢がたくさんあるんです。歌詞の一つひとつが今の自分にすごく当てはまるし、歌うたびにすごく胸にじーんと来ます。《夢は全部、此処にある》というのも本当にそうです。やりたいこと、挑戦したいことをさせていただける恵まれた環境で、感謝の思いをもって歌わせていただいてます。

村山:すごくしっかりしたコメント! ≒JOYのメンバーは年齢も近くて元気な子が多いので、その雰囲気に合った曲調だと思います。ダンスも飛ぶシーンが多くて、歌にもダンスにも≒JOYらしさが出ていていいなと思っています。

逢田:爽やかさが伝わる王道アイドルソングです。世界中の人が何かに頑張っていると思うんです。それが夢とかそういうものではなくても、“今日も頑張ろう”と思ってもらえる、元気を与えられる曲だなとすごく思いました。

江角:歌詞がほんと心に響きますよね。

逢田:いちばん心に響く歌詞は《Let’s JOY!》?(※ラスサビ前の江角の台詞部分)

江角:《Let’s JOY!》はいつまで経っても慣れないです(笑)。でも落ちサビの《暗闇で 光 見つからない~それでも走りたかった何度でも》はものすごくうわあっ……! って。

一同:(笑)

──言葉にならない感動があったと。

江角:言葉にならない感動がありました!(笑)

藤沢:(笑)。この歌詞に共感できる方もたくさんいると思うし、この楽曲やわたしたちのパフォーマンスが、ひとりでも多くの人の希望や、元気の源になったらいいなと思います。

──間奏のダンスのインパクトも大きかったです。江角さん、藤沢さん、村山さんがダンスをしているなかで、あとのメンバーさんは後ろで腕を組んで静止しているという構図は斬新で。

藤沢:せっかく大役を任されたからこそ、インパクトを残さないといけないなと思って。ただ踊るだけではなく、観てくださる方々の気分が上がる、“きた!”と思っていただけるパフォーマンスを意識して、3人で練習しました。

江角:せっかくの見せ場なので、観てくださる方々を引きつけられる何かを出したいねと3人で話していました。

村山:間奏で雰囲気がガラッと変わるので、初めて観たときに驚いてくださった方が多くて。3人でいろいろ話し合いをしてしっかり揃えたところをそう言っていただけて、やってよかったなとすごく思いました。

小澤:あとの10人も“うちのダンスメンバーすごいでしょ!?”みたいな気持ちだしね。

逢田:うんうん。


──あのパフォーマンスが実現できるのも、≒JOYというグループの性質あってこそなのかなと思いました。指原さんが3月の<第3のグループお披露目会>で、“みんなはライバルじゃない。グループとして頑張ってほしい。みんなでトップ目指してほしい”とおっしゃっていましたが、そのために皆さんが大事にしていることはありますか?

藤沢:最初はみんな意見を言いづらいところもあったんです。でもダンス経験者や未経験者、年齢も関係なく、気になったところは指摘しあったり、お互いのパフォーマンスを見てもらったりしています。

山田:あとはミーティングを結構頻繁にするようにしています。積極的に発言をするのが苦手な子にもどう思っているのかを聞いたり、意見が出しやすい環境作りはしています。

大信田:会話は大事にしてるよね。メンバーに会う日はなるべく全員と一度は話すようにしています。≒JOYはよく笑う子が多いので、その雰囲気も好きなんです。珠里依や舞ちゃんが明るい雰囲気で盛り上げてくれるし、みんなで輪になって話すのも楽しいです。

──コミュニケーションを重んじているからこそ、チームワークが実現できるということですね。

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