アリーナ・ジュジンスカ、名曲「Afro Blue」カバーとDJスピナ&スライ・ジョンソンによる「Paris Sur Le Toit」リミックス作品リリース
ロンドンを拠点に活動するハープ奏者、アリーナ・ジュジンスカと彼女率いるグループ“ヒップハープ・コレクティヴ”が、2022年3月にリリースされたシングル「Soul Vibrations」に続き近日BBEから発売予定のアルバム『Reflections』からさらに2曲をリリースした。
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本作には名曲「Afro Blue」の素晴らしいカバーに加え、スライ・ジョンソンとDJスピナによる「Paris Sur Le Toit」のリミックスとインストゥルメンタルが収録されている。
ドロシー・アシュビーやアリス・コルトレーンの伝統に基づき、アリーナは現代的なメロディを新鮮なヒップホップ・ビートと重ね合わせ、ジャズにおけるハープの使い方の革新をもたらせようと試みている。トニー・コフィ、ジェイ・フェルプス、ジュリー・ウォーキントンなど、UKジャズ界の有望な才能を持つアーティストによる生楽器演奏がフィーチャーされ、ジャズとブラック・ミュージック史に大きな足跡を残す2曲を完成させた。
この「Afro Blue」のリ・イマジネーションでは、ホーン、パーカッション、ドラムスのソロが次々と展開されるフロア向きの強いパーカッシブなベース・トラックに、ハープのソロと交錯するヴィマラ・ロウの素晴らしいヴォーカルをフィーチャーしている。
一方の「Paris Sur La Toit」には、ラッパー、SANITYとTom They Themがフランス語と英語で韻を踏んだジャズ・ヒップホップの傑作を完成させた。この曲では、アリーナのハープが楽曲のダイナミクスを変化させ、ブレイクビーツから見事なボーカルへの橋渡しをする雰囲気を提供している。DJスピナとスライ・ジョンソンは、このようなオリジナルの素材を使い、それぞれの得意とするクリエイティブな手法で、「Paris Sur le Toit」に新たな響きとニュアンスを与えている。
パリを拠点に活動する作曲家、ヴォーカリストのスライ・ジョンソンによるTAGiリミックスは、ビートを最小限に抑え、話し言葉とコーラスの歌声、そして素晴らしいハープの演奏の相互作用を表現している。ブルックリン出身のDJ スピナのリミックスでは、シンセ・ベースのゆったりとしたファンクなサウンドがボーカルを後押しし、ハープのメロディが踊るような空間を提供している。
「Afro Blue / Paris Sur Le Toit DJ Spinna Remix & Sly Johnson's Tagi Remix」
BBE Music BBE716SDG
■Tracklist
1.Paris Sur Le Toit
2.Afro Blue
3. Paris Sur Le Toit (DJ Spinna Remix)
4. Paris Sur Le Toit (Sly Johnson’s TAGI Remix)
5. Paris Sur Le Toit (Instrumental)
6. Paris Sur Le Toit (DJ Spinna Remix Instrumental)
7. Paris Sur Le Toit (Sly Johnson’s TAGI Remix Instrumental)
◆アリーナ・ジュジンスカ オフィシャルサイト
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