全米アルバム・チャート、バッド・バニーが非連続5週目の1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、3週連続でバッド・バニーの4枚目のスタジオ・アルバム『Un Verano Sin Ti』が首位をキープ、非連続5週目の1位を獲得した。
◆バッド・バニー画像
彼のスタジオ・アルバムが全米1位に輝くのは前作『EL ÚLTIMO TOUR DEL MUNDO』(2020年)に次ぎ2作目で、『EL ÚLTIMO TOUR DEL MUNDO』は全スペイン語のアルバムとしてBillboard 200チャート史上初の1位獲得という快挙を遂げたが、ロングラン・ヒットという点では最新作が上回った。
バッド・バニーは、間もなくアメリカで公開予定の伊坂幸太郎原作の映画『ブレット・トレイン』にウルフ役として出演している。
2位には、R&BシンガーBrent Faiyazのセカンド『WASTELAND』が初登場した。Faiyazは2017年にファースト・アルバム『Sonder Son』を発表。2020年にリリースしたEP『F**k The World』がR&Bアルバム・チャートの2位につけたが、メジャー・ヒットは今作が初となる。
3位には、韓国の多国籍ガールズ・グループaespaのセカンド・ミニアルバム『Girls』がチャート・イン。前作『Savage』(2021年)の20位を大きく上回り、全米で初めてのトップ10ヒットとなった。
今週新たにトップ10入りした新作は、Brent Faiyazとaespaの2作のみだった。
Ako Suzuki
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全米アルバム・チャート、バッド・バニーが最新作で3作目の1位