ナザレスのオリジナル・ギタリスト、マニー・チャールトンが80歳で死去

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スコットランドのハード・ロック・バンド、ナザレスのオリジナル・ギタリストだったマニー・チャールトンが7月5日に亡くなった。死因は明かされていない。80歳だった。

◆ナザレス画像

孫が「RIP お祖父ちゃん」とSNS上で訃報を伝え、ベーシストのピート・アグニューもナザレスのFacebookを通じて声明を出した。

スペインで生まれスコットランドで育ったチャールトンは、いくつかのバンドで活動後、1968年にアグニュー、ダン・マッカファーティー(Vo)、ダレル・スウィート(Dr)と共にナザレスとして活動を開始し、1971年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムを発表した。

チャールトンは1990年に脱退するまでに、17枚のアルバムを制作。とくに彼がプロデュースしたナザレスの6枚目のスタジオ・アルバム『Hair Of The Dog』(1975年)は高い評価を得ており、チャールトンは同作のファンであるアクセル・ローズからガンズ・アンド・ローゼズのファースト・アルバム『Appetite For Destruction』(1987年)のプロデュースを依頼された。

しかし、チャールトンは制作途中でナザレスの活動に戻らなくてはならず、このプロジェクトから離脱。マイク・クリンクがプロデュースすることになった。チャールトンがプロデュースしたデモ・ヴァージョンは2018年にリリースされた『Appetite For Destruction』リマスター盤などで聴くことができる。

チャールトンはナザレス脱退後、ソロ活動を行い、10作以上のアルバムをリリースしてきた。



Ako Suzuki
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