ビル・ワード、レコード契約できないのは「数年前のいわれのない非難のせい」
ブラック・サバスのオリジナル・ドラマー、ビル・ワードは、絶えず音楽を創り続けており、アルバム7枚分の未発表曲があるが、レコード契約を交わすことができないでいるという。
◆ビル・ワード画像
彼は、数年前にブラック・サバスがオリジナル・メンバー4人で再結成しようとしたとき、契約内容に納得できず参加しなかったことから、いわれのない非難を受けたり悪者扱いされたのが原因だと考えているそうだ。
ワードは『Classic Rock』のインタビューで、こう話した。「努力が足りないってわけじゃない。数年前、誹謗中傷を受けたからだと思う。人々は俺に触れたくないんだ。俺らはとても小さな業界にいる。俺は契約を破棄したからな」
ワードによると、90年代初めから取り掛かり2019年に完成した『Beyond Aston』というアルバムは「自分で言うのもなんだが、超名作だ」という。デジタル・リリースも検討したが、できればフィジカル・フォーマットで発売してくれる誰かを探し求めているそうだ。
彼は曲だけでなく、詩や散文も日々綴っており、本を出版したいとも考えているという。
Ako Suzuki