ジョー・サトリアーニ、ロック・スターに見えないとレコード契約に難癖をつけられる

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ジョー・サトリアーニは、セルフタイトルのEP(1984年)をリリース後、レコード会社Relativity Recordsから契約の申し出があったものの、実際、彼に会った社長から「ロック・スターに見えない」と難癖をつけられたという。

◆ジョー・サトリアーニ画像、動画

サトリアーニは『The Mitch Lafon and Jeremy White Show』のインタビューで、こんな逸話を明かした。「(Relativity Recordsの)オフィスへ行ったんだ。従業員たちと社長のBarry Kobrinに会った。彼は僕を見て、神経をとがらせたようだった。それで、彼は大声でこう言ったんだよ。“君はロック・スターには見えない!”って。部屋の中はしんと静まり返った。みんな、“なんでそんなこと言うんだ?”って考えてたんだ」

「彼は、僕が、ロック・スターって言葉が最適な僕の友人スティーヴ・ヴァイのようには見えないってことで、契約するのを渋ったんだね。だから、僕は“僕がやっていることは違いますからね。独自なもので……、それを理解してもらうか、そうでなければ……”って言ったんだ。ラッキーなことに、そのレコード会社の他の人たち、とくにA&Rのトップは本当に理解してくれていた。彼らが、“ジョーのやっていることを理解しなくては。独自なもので、彼はスパンデックスを着る必要はないんです”って言ってくれたんだ」

サトリアーニは70年代にギター講師をしており、スティーヴ・ヴァイ、現メタリカのカーク・ハメット、プライマスのラリー・ラロンデ、テスタメントのアレックス・スコルニック、元サード・アイ・ブラインドのケヴィン・キャドガンらが彼の生徒だった。


Ako Suzuki
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