フェンダー、ジョージ・ハリスンの限定トリビュートテレキャスターを発売

フェンダーが、ジョージ・ハリスンのキャリアを称える限定トリビュートモデル『George Harrison Rosewood Telecaster』をフェンダー公式オンラインショップおよびフェンダー正規取扱店にて発売した。

『George Harrison Rosewood Telecaster』は、オリジナルに忠実なクラシックなルックスとオールローズウッドギターだけが生み出すことのできるユニークな音色を備えている。ボディは軽量化と豊かなレゾナンスを実現するためにチェンバー加工されており、9.5インチラジアスのラミネートローズウッド指板とOmシンボルが刻印されたカスタムネックプレート付ローズウッドネックが特徴。George Harrison Rosewood Telecasterはジョージの最愛のギターのひとつであり、ジョージの革新性と創造性に満ちたレガシーを象徴するものだ。






2017年に、フェンダーはジョージ・ハリスンに敬意を表し『George Harrison Rosewood Telecaster』の限定モデルを発表。このギターは、フェンダー史上最も象徴的なテレキャスターギターと言える、ローズウッド・テレキャスターのプロトタイプがベースになっている。ハリソンはこの楽器に惚れ込み、「Let It Be Session」やアップル・コア本社の屋上で行われたビートルズの最後の演奏など、最後の10年間使い続けた。2017年に発売されたこれらのシグネイチャーテレキャスターギターは、世界でわずか1,000本の限定生産で、シリーズ内で最早で完売となったモデルの一つとして記録。2021年にローズウッドのプロトタイプ「Get Back」を取り上げた画期的なドキュメンタリー（1969年中のビートルズを記録した8時間の大作）の成功と相まって、このギターへの関心の高まりと今日の再リリースに繋がったということだ。