セロニアス・モンク、ドキュメンタリー映画2本同時公開『セロニアス・モンクの世界』予告編解禁

ポスト

その希有な才能とカリスマ性によって20世紀最高のジャズ・ミュージシャンのひとりに数えられるセロニアス・モンク。

◆セロニアス・モンク 関連動画&画像

彼の円熟期の姿が収められた『MONKモンク』と『モンク・イン・ヨーロッパ』からなる2部作のドキュメンタリー映画『セロニアス・モンクの世界』が、2022年1月14日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、UPLINK吉祥寺他にて全国順次公開される。

偉大なジャズ・ピアニストにして作曲家のモンクの断片的なライブ映像は現在もいくつか残っているものの、ドキュメンタリー作品はほとんど作られていない。その決定版である本作ではナレーションや過度な装飾を排して彼のステージの熱気を余すところなく伝えるとともに、プライベートにまで肉薄することによってモンクというひとりの天才と同じ場にいるような臨場感が味わえる、まさに伝説の巨人の魅力がたっぷりつまった珠玉の連作と言える。

この度完成した予告編には、圧倒的な演奏風景はもちろん、インタビューに答える様子や移動中の人懐っこい笑顔なども収録され、モンクの多面的な人間性の一端が垣間見える。また招待券プレゼントや初日トークイベントの開催も決定した。以下、概要を確認いただきたい。

また2022年1月14日の公開初日に、ヒューマントラストシネマ渋谷にて登壇者にピーター・バラカン、藤田正を迎えトークイベントを予定している。

【公開記念キャンペーンを実施致します!10 名様に映画ご招待券プレゼント】

応募方法:「あなたの好きなモンクの一曲」を、アルバムジャケットの写真と一緒にハッシュタグ#モンクの世界とTwitterに投稿して頂き、映画公式アカウントフォロー(@monkmovie)で応募完了となります。
【応募期間】11月25日(木)~2022年1月5日(水)まで


『MONK モンク』

2022年1月14日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、UPLINK吉祥寺他にて全国順次公開

監督:マイケル・ブラックウッド/クリスチャン・ブラックウッド出演:セロニアス・モンク(ピアノ)、チャーリー・ラウズ(テナー・サックス)、ラリー・ゲイルズ(ベース)、ベン・ライリー(ドラムス)、パノニカ・ドゥ・コーニグズウォーター
1968年/58分/アメリカ/B&W/スタンダード/モノラル
自身のカルテットを率いて、ビレッジヴァンガードやコロムビアレコードのレコーディングスタジオでのセッションに臨むモンク。唇に煙草を挟み、汗まみれになりながら激しいパフォーマンスを繰り広げるモンクだが、一旦ステージを降りると人懐っこい笑顔を浮かべ、庇護者のニカ(パノニカ・ドゥ・コーニグズウォーター)らと雑談に興じる。そのギャップも彼の魅力のひとつ。
(C)1968 All rights reserved by Michael Blackwood Productions

『モンク・イン・ヨーロッパ』

2022年1月14日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、UPLINK吉祥寺他にて全国順次公開

監督:マイケル・ブラックウッド/クリスチャン・ブラックウッド出演:セロニアス・モンク(ピアノ)、レイ・コープランド(トランペット)、クラーク・テリー(トランペット)、フィル・ウッズ(アルト・サックス)、ジョニー・グリフィン(テナー・サックス)、チャーリー・ラウズ(テナー・サックス)、ジミー・クリーヴランド(トロンボーン)、ラリー・ゲイルズ(ベース)、ベン・ライリー(ドラムス)、ネリー・モンク
1968年/59分/アメリカ/B&W/スタンダード/モノラル
1968年に行われたヨーロッパツアーの記録。足で床を叩いてリズムをとりながら圧巻の演奏を見せるモンク。それに負けずとも劣らない迫力のパフォーマンスで応える実力派ミュージシャンたち。ロンドン、ストックホルム、コペンハーゲン、ベルリン、マインツ、ロッテルダム各地でのステージに加え、モンクのホテルでくつろぐ様子、街を闊歩する姿なども収められている。
(C)1968 All rights reserved by Michael Blackwood Productions

◆オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報