【インタビュー】BUZZ-ER. CHIBA・SHUNの“オハコうた”は?

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歌とトークでアーティストの素顔と魅力に迫るTOKYO MXの音楽番組『Artist#18File』。12月は7人組ダンスボーカルグループBUZZ-ER.のメインボーカル 、CHIBAとSHUNを迎え、ここでしか聞けないお互いの印象やなどについてトーク。それぞれの個性を存分に発揮したオハコうたも披露する。

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──CHIBAさんのオハコうたはMISIAさんの「つつみ込むように...」。この曲を選んだ理由を聞かせてください。

CHIBA:僕はもともとR&Bやソウルというジャンルの曲が好きで色々聴くんですが、MISIAさんのこの曲は、リズムというか、体が勝手に揺れてしまうようなところが好きなんですよ。ダイナミックで、パワフルで、すごくいいグルーヴがある曲。映像で見ていると、歌うことが好きで好きでたまらないんだっていう気持ちが溢れているようで、そこもまた素敵なんですよね。この曲は女性が歌っている曲だし、原曲はめちゃくちゃキーが高いんですが、男性キーに直して歌うと面白い雰囲気になるので選んでみました。コピーではなくカバーという感じで歌えたらと思っています。


──SHUNさんのオハコうたはindigo la Endの「チューリップ」ですね。

SHUN:(見た目の感じが)似てるって言われることも多いんですが(笑)、もともと川谷絵音さんが大好きで、すごく尊敬しているんです。indigo la Endはもちろん、ゲスの極み乙女。もジェニーハイも好きなので選曲にはすごく迷いましたが、こういう切ない感じの曲はとても感情が込めやすいので、今回歌わせていただくことにしました。最近はどちらかというとダンスミュージック寄りの曲を聴くことも多くなっていますが、僕はもともとバンドが好きだったというのもあり、せっかくこういう機会をいただいたので、自分のルーツも表現できたらいいなと思って選んだ1曲です。


──BUZZ-ER. は7人組のダンスボーカルグループですが、グループで歌う時と、こうしてソロで歌う時は心持ちも違いますか?

CHIBA: 7人の時はトータルでいいものを作るように考えるし、1人だと設計図から自分で作るような感じ。ボーカリストとして、それぞれ別の引き出しから引っ張ってくるようなイメージですね。あと、ダンスボーカルの曲って大体G〜Aくらいが歌の美味しいところに来るようになっているし、それを踊りながら歌うから、繊細なブレスコントロールを効かせるというよりも、音程で、ハイトーンで魅せるっていう傾向があると思うんです。その点1人のシンガーという立場で歌う時は、繊細なコントロールも効くからニュアンスで魅せるみたいな歌い方もできますよね。

SHUN:僕は音楽のジャンルやキー的にも、自分に一番合っているスタイルがこのBUZZ-ER. に集約されていると思っていて。だから、1人で歌うのはどちらかというと苦手なんですよね。

CHIBA:そういえば、インスタライブとかもやらないしね。グループでやるとものすごいんだけど、確かにあまり1人で歌おうとしない。

SHUN:団体だと輝けるけど、個人だと心配性な部分が出てきて不安になっちゃうというか(笑)。だから今回は、僕にとってもある意味貴重。その分、緊張がヤバイです(笑)。

──今回はBUZZ-ER. のオリジナル曲「B LIKE U」も歌唱していただきますが、2人バージョンがどんな風になるのかとても楽しみです。

CHIBA:僕らも、実はめっちゃ楽しみなんですよね。

SHUN:7人それぞれが輝けるパートがしっかりある曲だから、それを2人で消化できるのか。楽しみであり、どうなるのかなっていう気持ちもありですね。

CHIBA:この曲はサビの部分に仕掛けがあって、何気なく聴いていると《I wanna B LIKE LIKE U》っていう言葉がループしているように聴こえるんですが、《泡な未来 Like Lucky you》とか《愛罠美 裸裸 Lucky you》って、日本語も入っていたりするんです。曲がスウィングしていて、そのノリを大事に言葉も乗せないといけないから、レコーディングも本当に大変だったんですよ。

SHUN:番組ではどんな仕上がりになっているか、ぜひ楽しみにしていてください。

取材・文◎山田邦子

TOKYO MX『Artist#18File』

TOKYO MX 
毎週火曜 21:54~ (再放送:毎週日曜 12:50~)
※スマートフォン用アプリ/Webサイト「エムキャス」(https://mcas.jp/)で同時配信

テレビ金沢
毎週金曜 25:59~
※時間変更の場合あり

12月ゲストアーティスト:BUZZ-ER.(CHIBA、SHUN)

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