【インタビュー】ファンタスティック⭐パイセンって一体何者? センス炸裂の1stシングル「他力Hong Gung」
■TikTokもふたりで爆笑しながら撮ってるんです。(ももパイセン)
■あと、同一人物かと思うくらい共通点が多いんです。(まほパイセン)
──2021年9月に行った初のリリースイベントはめでたくソールドアウトしました。初ライヴのステージはいかがでしたか?
まほパイセン:「他力Hong Gung」と、YouTubeにもアップしているレキシさんの「きらきら武士」のカバー、氣志團さんの「One Night Carnival」のカバーも歌わせていただいて。すごく楽しかったです。ファンパイセンのみんなはマスクをしていて声が出せないけど、目が合ったら微笑んでくれるのがわかるんです。安心しながらパフォーマンスできましたね。
ももパイセン:初めての自主イベントだったので念入りに準備をしていたんですけど、やればやるほど“当日大丈夫かな……”と不安だったんです。でも本番になってしまうと、“楽しい”が勝ちますね。オケを聴いているだけでノリノリになっちゃう「きらきら武士」でドラムを叩けるのもすごく楽しかったです。みんなのクラップの音も入って、めっちゃうれしかった。
まほパイセン:そうだね。直接ファンパイセンのみんなとお会いするのも初めてだったから新鮮だったよね? 「One Night Carnival」も《オレんとこ来ないか?》を《パイセンとこ来ないか?》に変えたり、台詞も自分たちっぽくアレンジをしたら、ファンパイセンのみんなもクスッと笑ってくれて。すごくいい時間でした。
──TikTokでやってきたこともライブに生かせているんですね。
まほパイセン:真面目にふざける感じは、どの活動でもファンタスティックな要素として取り入れていますね。前説も自分たちでやったんですけど、舞台上でTikTokにアップした「待ち合わせあるある」と「中学生の恋愛あるある」を披露したんですよ。一瞬変な空気にはなったんですけど(笑)、そこそこ笑いは起きてたかな?
──それはもうコントですね(笑)。
まほパイセン:コントでした(笑)。いちばん練習したんじゃないか? と思うくらい前説もすっごい練習しましたね(笑)。初めてのライブを自主イベントで迎えることができて、本当にファンパイセンのみなさんに感謝! 感謝カンゲキ雨嵐!(笑) この先もいろんなことにチャレンジして、いろんなものを吸収して自分たちなりに咀嚼して、ファンタスティックに成長していきたいですね。
ももパイセン:1個1個ちゃんとモノにして、ちゃんと成長して、ビッグになりたいな(笑)。気合い入れていきましょう!
──おふたりの空気感、すごくいいですよね。ファンタスティックに出会ったとはいえ、これだけふたりのキャラクターがばらばらで仲がいい人とユニットを組めるのは奇跡的というか。
まほパイセン:それは本当に、常々感じていることなんです。ももパイセンはわたしにない考え方をたくさん持っているから、悩んだ時に相談すると“そういう考え方もあるんだ!”と発見があるし、いろんなアイディアももらっているし、すごく助けてもらってます。あと何よりノリが合うんです。話していて楽しい。
ももパイセン:TikTokもふたりで爆笑しながら撮ってるんです。相当うるさいと思います(笑)。
まほパイセン:あと、同一人物かと思うくらい共通点が多いんです。TikTokで着てる服がかぶってるのも全然打ち合わせしてないし、ふたりとも学校が違うのに、パイセンジュニアハイスクールで手芸部、パイセンハイスクールで軽音楽部だったんですよ。
──へええ、それはすごい偶然ですね。手芸部がある学校が珍しいのに。
まほパイセン:ちなみにももパイセンは普段から声が小さいです(笑)。
ももパイセン:そうです!(と言って心臓に力強く拳を当てる)
──ももパイセン、声は小さいけど表情豊かだしアクション一つひとつが強いんですよね(笑)。
まほパイセン:そうなんですよ。ドラマー魂ですかね? でもインタビューの音声の録音には全然残らないですよね(笑)。
──ははは。「他力Hong Gung」をリリースし、活動1周年を迎えたファンタスティック⭐️パイセンですが、今後の活動としてはどんなことが決まっているのでしょう?
まほパイセン:TikTokと並行して最近YouTubeを始めて、まずはチャンネル登録者数1万人を目指して頑張っているところです。TikTokでアップした動画をYouTubeにも再アップしたりしてるし、YouTube独自の企画もやっていて。TikTokとYouTubeは観ている方も全然違うので、YouTubeで新しい出会いがあったらうれしいですね。
ももパイセン:ファンパイセンやスタッフパイセン、周りのみんなに感謝をしながらこれからも活動を続けていけたらいいね。
まほパイセン:そうだね。“学び×エンタメ”をテーマにしたファンタスティック⭐️パイセンの曲が、テストや日頃の生活に役立ってくれたらうれしいです!
取材・文◎沖さやこ
▲ファンタスティック⭐️パイセン/「他力Hong Gung」
■1stシングル「他力 Hong Gung」
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