『氣志團万博2021 ~ひとりぼっちの暴走 in 房総~』、WOWOWで放送・配信

9月中旬に千葉・袖ケ浦海浜公園で開催予定であったが、7月に中止が発表されていた＜氣志團万博2021＞が、“WOWOW上で開催”されることが発表された。

毎年夏の終わりに千葉・袖ケ浦海浜公園で行なわれてきた＜氣志團万博＞は、氣志團團長の綾小路 翔自らがキュレーターとなり、地元の港町にジャンルに縛られない幅広いアーティストたちを招いてきた音楽フェスティバル。2020年は、世界的なコロナ禍の影響を受けて開催が危ぶまれたが、直前で無観客での生配信＆放送という形に変更し実施され、そして2021年は10年目を迎えてのアニバーサリーな意味合いを持つはずだったものの、依然として収まらないコロナ禍の拡大を前に、綾小路 翔は断腸の思いで開催中止を決断した。だが、1年半にも及ぶパンデミックにおいて、音楽フェスティバルの開催の是非が強く問われ「音楽フェス」に対して批判や攻撃的な意見も飛び交う世相に対し、綾小路 翔は再び立ち上がり、今回発表されたプログラム『氣志團万博2021 ~ひとりぼっちの暴走 in 房総~』の企画に至った。

同番組ではWOWOWにて、11月3日(水・祝)に「その壱」、11月3日(水・祝)に「その弐」、11月6日(土)に「その参」、11月6日(土)に「その四」と計12時間にわたり、綾小路 翔の想いや過去の名場面等を届けるということ。詳細は、WOWOWの番組サイトから確認しよう。

今回の発表に関して、綾小路 翔からコメントも発表されている。

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未曾有のパンデミック。
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僕らを取り巻く世界は、何もかもが変わってしまった。
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それでも、それでも音楽を止めない。
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その想いだけで、幾つもの問題と一つずつ対峙して来た。
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結果、今年の氣志團万博は開催を断念する事となった。
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一番大きな理由としては、「開催出来たとしても、それは最早氣志團万博の形を成していない」というもの。
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誰かや何かに邪魔されたわけでは無い。
自分達で企画し、自分達で検証し、自分達で決断した。
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だからこそ、こんな環境の中でも諦めずに前進を続ける音楽シーンの仲間達には多くの学びと刺激を受けていたし、自分達がお役に立てる事があるのであれば、何でもお手伝いをしたいという旨を伝えて来たし、情報共有も積極的に行ってきた。
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しかしこの夏、今や季節の風物詩ともなったロックフェスティバルが、"悪の温床"という扱いを受ける事となった。
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そして、大きな分断が生まれた。
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…なーんて。んなこたぁ、俺がいちいちつらつら説明しなくても、みんなわかってるよね。メンゴメンゴ。
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要するに俺、
「何か違うんじゃねーか？」
って思ってる。
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なので前言撤回。
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氣志團万博、やっぱ開催します。
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音楽は不要不急なんかじゃねー。
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でも今は集まれねー。
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だから一人でやる。
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俺一人で。
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いや、一人だけど一人じゃない。
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2012年から始まった氣志團万博。
これまで出演してくれた、140組以上の素晴らしきアーティスト達。
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彼らが繋いでくれた、熱くて強いパフォーマンスと共に、9年間の集大成とも言うべき、10回目の氣志團万博を贈ります。
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今年の万博は中止だけど中止じゃない。

さよならだけどさよならじゃない

…みたいな？
やまだかつてないWink的な？
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WOWOWでやります。
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全国どっからでも観られるぜ。
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心よ、千葉に集まれ。
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まだ今年の夏は終わらせねえ。
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「氣志團万博2021 ～ひとりぼっちの暴走 in 房総～」
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俺が往生際の悪さのゴールドメダリスト。
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魅せてやんよ。
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これがロックンロールのワルアガキだ。
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氣志團万博総責任者
綾小路"セロニアス"翔

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