フェンダー、J マスキスの新シグネイチャーギター「J MASCIS TELECASTER」を発売
フェンダーが、オルタナティブロックシーンのアイコン“J マスキス”の新シグネイチャーモデル『J Mascis TelecasterR』を9月10日より開始する。
このモデルは、90年代半ばに本人がメインギターとして使用し、彼の代表的な曲を制作する際に使用していた1958年製のトップローダーテレキャスターを再現したギター。「Squier J Mascis Jazzmaster」に続く2本目のシグネイチャーモデルとなる。
●J マスキス コメント
「フェンダーと一緒に仕事ができることはとても意味のあることだよ。このテレキャスターは、僕が録音してきた30年分のリードを象徴しているんだ。このギターを手に入れて以降、リードを録音するときはいつもこのギターを使っているからね。自分のシグネイチャーギターを持つことは素晴らしいことだよ。想像もしていなかったことだし、本当に光栄だね」
J マスキスは、フェンダーギターを何台ものアンプに接続し、ファズで歪ませた重厚なリフ、刺激的なリード、巨大なサウンドスケープを生み出すことに長けており、オルタナティブロックのアイコン的存在として音楽界に影響を与えている。フェンダーのジャズマスターのプレイヤーとして知られているが、このテレキャスターは彼のコレクションの中でもお気に入りの楽器の一つだ。
J マスキスは、「このギターを手にすると、より面白いリードを弾けることに気づくんだ。他のギターを試してみても、結局はこのギターで弾いた方が気に入ることが多い。レコーディングではすべてのリードを即興で弾くんだけど、最高のものはこのギターから生まれる」と述べている。
眩惑的なボトル・ロケット・ブルーフレーク仕上げは、J マスキスが初期の頃に使っていたドラムセットからインスピレーションを得ている。J Mascis Telecasterカスタムピックアップは、彼のギターに搭載されていたオリジナルの1958年製Telecasterピックアップのサウンドを再現するようにヴォイシングされており、クラシックなヴィンテージトーンを持っている。また本モデルにはトップローダーテレキャスターブリッジが採用されており、50年代後半に登場した特徴的なブリッジタイプで、従来のストリングススルー・ブリッジに比べて弦の張力を軽減し、ブレイクアングルを浅くすることで、よりスレンダーなフィーリングを提供。9.5インチラジアスの指板とジャンボフレットを備えたCシェイプネックは、J マスキスのオリジナルギターの感触を再現しており、弾きやすさと容易なベンディングを実現している。
●フェンダー製品開発最高責任者ジャスティン・ノーベル コメント
「J マスキスと再びパートナーシップを組むことができ、そして彼のお気に入りのギターを再現する機会を得たことを大変光栄に思います。このギターは、ボトルロケット・ブルーフレーク仕上げに、鏡面クロームピックガード、トップローダー・ブリッジ、Road Wornメイプルネックなど、オルタナティブロックの隆盛に貢献した彼のサウンドとスタイリングを見事に再現しています」
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