スティール・パンサー、ベーシストのレキシーが「犬を可愛くすることに専念」するため脱退

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スティール・パンサーは土曜日(7月17日)、創設メンバーの1人、ベーシストのレキシー・フォックスが脱退したことを発表した。レキシーは今後、「ぶさいくな犬を可愛くすること」に専念するという。

◆スティール・パンサー画像、動画

バンドは、「1つの時代の終わり」と題した声明と、レキシーのキャリアを振り返る映像を公開し、「2020~2037年の大パンデミックは、我々全員に影響を与えた。中には、チャンスの扉が開かれ、これを人生における天職を探し求めるきっかけと捉えた人たちもいる。レキシーの話はこうだ」と伝えた。

「彼はロックダウン中、ボトックスのための金を稼ぐため、サイド・ビジネス“Sexy Lexxi’s Prettiest Pets”を始めた。そして、奇跡が起きた。ペットを可愛くすることへの愛が、自分が可愛くなることへの愛より優っていると気づいたのだ」

このため、レキシーは「鏡を捨て、新たに発見した情熱、ぶさいくな犬を可愛くすることに専念する方を選択した」という。メンバー達は、「約40年間(*実際には20年間)一緒にロックし、スティール・パンサーがViper Room(ウエスト・ハリウッドのクラブ)からウェンブリー・アリーナでヘッドラインを飾るとこまで来たのに、非常に悲しいが、俺らはレキシー・フォックスと別れを告げた」そうだ。「でも、俺らには素晴らしいヘヴィ・メタルの思い出がある。俺らは君を愛してる。チワワにアイラインを引く君の素晴らしい将来を願っている」とエールを送っている。

新ベーシストの名はまだ明かされていない。




スティール・パンサーは先月、ニュー・アルバムのプリプロで2曲を完成させたと伝えられていた。彼らの新作は2019年リリースの『Heavy Metal Rules』以来、6枚目のスタジオ・アルバムとなる。

Ako Suzuki
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