元ユーライア・ヒープのヴォーカリスト、ジョン・ロートンが死去

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ユーライア・ヒープ、ルシファーズ・フレンド、レス・ハンフリーズ・シンガーズなどで活躍した英国人のヴォーカリスト、ジョン・ロートンが、6月29日、74歳で亡くなっていたことが明かされた。

◆ジョン・ロートン画像

ユーライア・ヒープは火曜日(7月6日)、「突然で全く予期していなかった」と、ロートンの訃報を伝えた。「伝えられていたことと違い、病気ではなかったため、彼の死は理解しがたいものになっている。彼は妻を傍らに安らかに逝った。非常に惜しまれる。彼の人生を祝福する葬儀は、彼が希望していた通り、家族と親しい友人のみで執り行われる。この困難な時期、家族のプライバシーを尊重してくれるよう願う」

10代のときから音楽活動を始めたロートンは、60年代後半にドイツのバンド、ルシファーズ・フレンドに加入。その後、レス・ハンフリーズ・シンガーズを経て、1976年に、2代目シンガーとしてユーライア・ヒープに加入した。1979年に脱退するまで『Firefly』『Innocent Victim』『Fallen Angel』の3枚のスタジオ・アルバムを制作した。

その後はルシファーズ・フレンドに復帰したほか、ソロ活動を行ったり、ロジャー・グローヴァー、Eddie Hardinらと共作してきた。また、映画『Love.net』で(2011年)で俳優デビューを果たしたり、旅行番組を始めるなど好奇心に満ちていた。



ユーライア・ヒープは、ジョン・ロートンと活動を共にしたリー・カースレイク(Dr)を2020年9月に、ケン・ヘンズレー(Key)を11月に喪ったばかりだった。

Ako Suzuki
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