dreamusic×KSR、新レーベル「FOLKY HOUSE」発足。新羅慎二、坂本美雨、一戸惇平作品リリース決定
レコードレーベル「dreamusic」と「KSR」が互いに創立20周年となる節目に、共同で新レーベル「FOLKY HOUSE(読み:フォーキーハウス)」を立ち上げる。
◆関連画像
新レーベルはコロナ禍で音楽業界だけでなく世界中が前代未聞の事態になっている今だからこそ、アーティストの才能を尊重し、良い音楽を追求して、新たな可能性を生み出すべく発足。環境に配慮した活動を念頭に置き、音楽だけでなくフィジカルの制作物にもこだわり、CDパッケージなどはプラスチック0にすることを目指している。
第一弾のアーティストとして、新羅慎二(若旦那)と坂本美雨、一戸惇平(荒川ケンタウロス)の作品をリリースすることが決定。新羅慎二は所属アーティストでありながら、レーベルプロデューサーも兼任する。
▲新羅慎二
▲坂本美雨
▲一戸惇平
また、レーベル全体のデザインはアートディレクター・サイトヲヒデユキが担当し、レーベルやアーティストのイメージを丁寧にデザインに落とし込んでいく。
レーベルからは8月より先行配信がスタートし、3ヶ月連続リリースを予定。各作品に関する詳細は随時解禁予定となっている。
なお、新羅慎二は“そろそろ真面目に環境のことを話そう”というコンセプトをもとに、自ら10名へ取材を行った本『循環』を自費出版。本日6月16日よりサステナブルメディア『ELEMINIST』にて先行販売を開始する。
◆ ◆ ◆
■新羅慎二 コメント
昨今の音楽レーベルはまさに小売業の売り場が並ぶデパート化している。いわゆる浅く広くである。
大量消費が正義であった昭和、平成ではよかったのだろう。しかし、今は新時代。まさにパラダイムシフトの最中である。僕は個人商店が並ぶ神保町みたいな街が大好きだ。造詣深くマーケティングに即していない音楽を扱うお店。そして、音楽産業が環境に侵してきた罪も償いたい。合理的な商品パッケージをやめてなるべく環境負荷をかけないものにしようと思ってる。ここのレーベルは瞬発力より持続力を持つカンパニーであり続けたいと願う。
◆ ◆ ◆
■坂本美雨 コメント
これまで、人との出会いに恵まれ、様々な人と様々な環境で歌いながら、歌の在り方を探ってきました。不安や孤独感も抱えながら続けているうち、いつのまにか時が連なって、ばらばらだと思っていた点が線となり美しい景色を描いてくれる瞬間が訪れるようになりました。自分だけでは作れない、その瞬間のために生きているのかな、とおおげさかもしれませんが、思います。一緒にその景色を見たいよ、と言ってくれる仲間とまた歩めることを幸せに思います。
◆ ◆ ◆
■新羅慎二自費出版本『循環』
出版社:nira shinji creative studio
価格:1,320円(税込)
販売URL:https://hello.eleminist.com/49z
この記事の関連情報
言語聴覚士・介護福祉士の芸人サッチィー、オーラルフレイル予防のに新曲「パタカラ音頭」リリース
『進撃の巨人』オーケストラコンサート、世界20都市以上でのワールドツアー開催決定
台湾のインディー音楽アワード「金音創作賞」、11月2日(土)開催
【コラム】いま聴きたい! 注目の女性アーティスト6選
『【推しの子】』ドラマシリーズ全8話の主題歌アーティスト決定
国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」、2025年5月に開催
渋谷に“やりすぎ”なライブハウス「SHIBUYA FOWS」、2025年春に誕生
キングレコードの新レーベル「HEROIC LINE」、初の主催イベント開催決定
<Ponta パス Station>、KAWAII LAB.やICExらが渋谷を盛り上げる