半崎美子、初のビルボードライブ開催「やっぱりライブにかなうものはない」
半崎美子が、5月20日ビルボードライブ横浜にてアコースティック編成による初のビルボードライブを開催した。
◆ライブ写真
この日のライブはビルボードライブならではの雰囲気と近い距離感で、ピアノ、ギター、バイオリン、チェロ、パーカッションのアコースティック編成にて、「稲穂」からスタート。横浜開催ということもあり、半崎美子本人がリスペクトしている、ちあきなおみの「港が見える丘」カバーを披露すると、会場から拍手が沸いた。
続いて、ビルボードライブの雰囲気にピッタリな、昨年12月にリリースされた初のカバーアルバム「うた弁 COVER」から「黄昏のビギン」、「SWEET MEMORIES」、「あの日にかえりたい」、「いい日旅立ち」、「異邦人」がメドレーで披露される。
ライブ終盤では、半崎美子の代表曲でもある「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」を歌唱。
4月に発売したシングル「ロゼット〜たんぽぽの詩〜」について、MCで以下のように語った。
「いつもだと発売してからショッピングモールを回ったりツアーをしたりするのですが、なかなか届ける機会が今年はなくて、今日こうして皆さんに最後にお届けできて有難いです。
この曲は、今年の元旦に書きました。見えないウイルスに穏やかな日常を奪われて、抗えないものに対峙しているような、そんな気持ちで出てきた言葉が「いま一緒に風を凌ごう」、「手を繋いで身を守ろう」という守りの言葉でした。
でもそれは後ろ向きな意味ではなくて、タンポポの生命力、ロゼット型の葉っぱの地面に張り付いて風の抵抗を凌ぐ、そういう生きる力、植物の知性に倣って今は、私たちも一緒に風を凌ごう、来るべき時が来たら風を味方に旅をしようという歌になりました」
MC後には本編最後の楽曲「ロゼット〜たんぽぽの詩〜」を熱唱し、この日一番の拍手に包まれた。
鳴り止まない拍手に応えて、登場した半崎美子は「今日はステージに上がるだけで胸がいっぱいになった、そんな時間でした。思いを共有できる時間、やっぱりライブにかなうものはない、皆さんを目の前に歌を届けることの喜びをひしひしと感じながら歌っていました。 素晴らしい空間を作ってくださって本当にありがとうございます。」と、集まったファンへの感謝の気持ちを話して、「感謝の根」を弾き語り、この日のライブを締め括った。
なお、半崎美子は、ビルボードライブ大阪公演を6月7日(月)に開催することが決定しており、6月2日(水)には、シングル「ロゼット~たんぽぽの詩~」リリース記念オンラインライブを開催する。
撮影◎木村泰之
6th Single「ロゼット〜たんぽぽの詩〜」
CRCP-10461 ¥1,200(税込)
[収録曲]
1.ロゼット〜たんぽぽの詩〜
2.特別な日常
3.草笛の声
4. サクラ〜卒業できなかった君へ〜2021ver.
<半崎美子6thシングル「ロゼット~たんぽぽの詩~」リリース記念オンラインライブ>
【内容】ミニLIVE
https://tower.jp/article/feature_item/2021/04/14/0705
視聴用シリアルコード配布期間
〈タワーレコードオンライン〉2021年5月25日(火)23時59分受注分まで
〈タワーレコード店舗〉2021年4月20日(火)商品入荷時~2021年6月1日(火)閉店時まで
※期間内でもシリアルコードがなくなり次第、配布終了となります。
■ライブ情報
<Billboard Live 2021 in 大阪>
2021年6月7日(月)
1stステージ 開場14:30 開演15:30
2ndステージ 開場17:30 開演18:30
サービスエリア¥8,900-
カジュアルエリア¥8,400-(1ドリンク付き)
※ご飲食代は別途ご精算となります。
この記事の関連情報
半崎美子、南こうせつと対談。 2人の出会いや思わぬ共通点について語る
半崎美子、ふるさと巡る北海道ツアー開幕「じっくりと深めていきたいです」
半崎美子、新アルバム『うた弁4 you』詳細発表。武部聡志プロデュース曲も
半崎美子、ミニアルバム『うた弁4 you』は“あなたへ送るお返事”
半崎美子、満員のショッピングモール・ライブにカムバック
<日比谷音楽祭2023>に桜井和寿、DJダイノジ、おお雨、民謡クルセイダーズ、LIBERAら15組
半崎美子、故郷・札幌で5周年集大成ツアー完遂
半崎美子、アルバム『うた弁3』アートワーク公開&集大成ツアー追加公演決定
【ライブレポート】半崎美子、5周年を冠した新歌舞伎座での特別コンサート