顔に密着しないので話しやすく歌いやすい、歌唱・発声時の飛沫をおさえるマスクフレーム「ヴォーカルセーフティガード」
歌唱や発声時の飛沫を抑えるためのマスクフレーム「ヴォーカルセーフティガード」が登場。フルートのためのマスク「フルートセーフティガード」に続く、ドルチェセーフティシリーズの新製品として、ドルチェ楽器より発売された。
▲「ヴォーカルセーフティガード」は、フレームに市販のマスクを取り付けて使用する。好きなマスクを選べるのもポイント。写真はマスクを取り付けた状態。
マスクを付けるのが当たり前となった昨今、歌を歌う時もマスクは欠かせないものとなった。しかし、その装着感は快適とは程遠い。
・顔にぴったりとくっついたマスクでは息苦しい。
・歌声はきれいに響かないし、会話も、もごもごしてうまく伝わらない
・フェイスシールドやマウスガードでは飛沫防止効果が低い
そんな悩みを一挙に解決するのが、歌唱や発声時の飛沫を抑えるために開発された「ヴォーカルセーフティガード」だ。
使用法は、特別に設計されたPC(ポリカーボネート)製のフレームに手持ちのマスクをつけるだけ。あごなど発声時の可動部に接触しないので、口を大きく動かしても邪魔になることはない。
また、好きなマスクを使うことができ、交換することでいつも清潔な状態で利用することが可能だ。
口周りに適度な空間ができるので、顔に密着する通常のマスクに比べて格段に呼吸がしやすいのも大きな特徴。声も届きやすいし、肌への負担も軽減してくれる。声楽家だけでなく、指揮者や学校の教師、僧侶や神職、飲食業など、さまざまな業種で活用できるはず。重量は約22g(フレームのみ)と、長時間の使用にもうれしい軽さだ。
▲飛沫検証結果(協力:新日本空調株式会社)
通常のマスクよりも装着感は快適だが、飛沫はしっかりキャッチ。プラスチック製のマウスガードなどでは飛沫が水滴になり落ちてしまう場合があるが、「ヴォーカルセーフティガード」は市販の不織布製マスクを使用できるので、顔から離れていても飛沫を離さず水滴を作らせることはない。開発時には飛沫可視化実験が行われ、不織布マスクを通常使用した場合と同等の効果が確認されている。ドルチェ楽器のウェブサイトでは実験の模様を収録した動画が公開されているので、詳細を知りたい方はそちらもあわせてチェックしてほしい。
製品情報
サイズ:フリー(同封のパーツにより調節可)
価格:3,300円(税込)
発売中
※本製品にマスクは付属しておりません。お手持ちのマスクをご使用ください。
※本製品はすべての感染リスクを回避するのものではありませんので、各種ガイドラインに従い一般的な感染対策と併用してください。
※各施設やイベント主催者等の判断により、本製品が使用できない場合もございます。