THREE1989、有観客＆配信ワンマンライブ開催。メジャーデビュー配信SGも初披露

THREE1989が3月25日にワンマンライブ＜THREE1989 BEST LIVE TOUR 2021 -Don't Forget Dancing-＞を東京・恵比寿リキッドルームにて実施した。

◆ライブ画像

本公演は1月にリリースしたデジタルベストアルバム『THE BEST THREE1989 -Don't Forget Dancing-』を記念し、東京・大阪・名古屋で開催される予定のツアーだったが、新型コロナウイルス感染拡大の状況も鑑みて、名古屋・大阪公演を中止とし、東京公演のみ有観客及びライブ配信にて開催する運びとなったライブである。

メンバー揃いのセットアップに身を包んだ3人がステージに登場すると、Shohey（Vo）の「ライブだよ！ライブ！」という心から嬉しそうな声とともに、メジャーデビュー後初の有観客ライブ、かつ配信ライブがスタートした。


1曲目から「Don’t miss it」「UMBRELLA」と、『THE BEST THREE1989 -Don’t Forget Dancing-』に収録された曲で、会場の熱も一気に高まって行く。「ベストライブツアーにお越しのみなさん、ありがとうございます。今日ライブができる事、とても嬉しく思っています。中止になった公演の分まで、全てをぶつけたい。最後まで楽しく踊っていってください！」とDatch（DJ）の煽りも。

「涙のダンスフロア」はShoheyが「気持ちが昂りすぎてます。もう少し落ちつかせるためにゆったりしたバラードを」と会場の隅々まで、そして配信の画面の先までしっかり届くように丁寧に歌い上げる。


そしてここでビッグサプライズが。「サクラビト」のフィーチャリングボーカリストに迎えた、おかもとえみがステージへ登場。本来は昨年3月のイベントで披露予定であった「サクラビト」を初披露した。

中盤では今回のライブのテーマ“Don’t Forget Dancing”を象徴する楽曲「Planet Floor」など、事前に実施したアンケートを元に6曲で構成される「THREE1989スペシャルメドレー」を披露。そして本編最後の「Rambling Rose」では、メンバーもファンも一体となって丁寧に美しいハーモニーが奏でられた。

演奏後、客席に向かって深々とお礼のお辞儀をするメンバーのシルエットがとても印象的だった。

そしてアンコールを求める拍手に応えて再びステージに現れたメンバー。「HARU（仮）」からスタートしたアンコールは、『THE BEST THREE1989 -Don’t Forget Dancing-』に収録された唯一の新曲で、THREE1989の決意を表明するかのよう。

そして、今日のライブで初披露となった「エゴイスティック渋谷」。この曲は、4月3日にリリースするメジャー第1弾配信シングルで、彼らが8年活動してきた中で渋谷に対する想いを書いた曲である。Shoheyは「例えば大阪だったら、例えば熊本だったらとか、自分の故郷と照らし合わせたり、ひとりの人には恋愛ソング、またひとりにとっては旅立ちと、十人十色の想いを感じる事ができる曲です」と、この曲への思いを語った。


そしてアンコールラスト、THREE1989の代表曲「UNIVERSE」でライブが締めくくられた。なお、本公演のアーカイブは、3月31日23時59分まで配信されている。

また、本日ライブで初披露された4月3日に配信リリースされるメジャー第1弾配信シングル「エゴイスティック渋谷」は、今週土曜日のJ-WAVE『RADIO DONUTS』にて初オンエアの予定だ。




◆THREE1989 オフィシャルサイト