THREE1989、映画『いてもたっても。』に新曲「待ち逢わせ」書き下ろし
THREE1989が12月7日に新曲「待ち逢わせ」をリリースすることが発表された。この楽曲は、THREE1989にとって初となる映画主題歌で、泉原航一監督映画『いてもたっても。』に起用されている。
映画『いてもたっても。』は静岡県御殿場市を舞台に、演技ワークショップから俳優陣を募集して制作した長編作品で、『全裸監督2』やドラマ『クロサギ』に出演中の女優・冨手麻妙も出演。当たり前が幸せだと感じる事の出来なくなった8人の物語が描かれている。なお、THREE1989の上村翔平(Vo)も初めての演技に挑戦している。
12月4日に静岡県御殿場市の御殿場市民会館で行われた完成披露試写会にはメンバーも登壇し、この映画の劇中音楽はShimo(Key)が担当したことも明かされた。
■上村翔平 楽曲へのコメント
映画『いてもたっても。』の主題歌として制作させていただきました。
当初、物語の主人公目線で書いておりました。
上京する恋人と別れて、地元に残り、ループする日常の中で成長していく歌詞の展開にしました。
そんな中、レコーディングを迎える3日ほど前に、実の祖母が急に天国へと旅立ちました。
故郷へと帰り、祖母を見送り、レコーディング当日に歌詞を変更しました。
『風まかせで待ち逢わせ。旅の果てで。』と。
映画の中の物語だった曲が、僕と祖母の曲へと成りました。
この曲のお陰で哀しみを少しづつ受け入れる事ができました。
人生、誰しもが体験する大切な人との別れ。
待ち逢わせという曲が、聴いた人の心を和らげる一曲になればと切に願います。
■泉原航一監督 楽曲へのコメント
思えば、9月末に最初の打ち合わせをしてから、ほんの一カ月で、素晴らしい曲を作って頂いて、本当に感服しています。
僕が、本映画の台本と、その思いを伝えただけで、ここまで立派な曲に仕上げて頂いたスピードと、作品に寄り添った曲に仕上げて頂けた事に驚きました。
ミュージシャンの視点からの「いてもたっても。」の世界が見えた様な不思議な感覚でした。この曲を聴くだけでも良し。さらに映画を観て頂いても良しの、相乗効果のある楽曲で、とても満足しています。
特に、サビ前の葛藤している部分の音楽には、最初のデモの段階から、やられたなと思いましたね。この「いてもたっても。」の登場人物の葛藤や悩みが表現されていて、どうやったらこんな音が思いつくのかな? と、デモを聞いた段階で不思議でした。
完成版を聞くと、それがさらにパワーアップしてて、笑い声なんかも入ってたりで、ああ~、いいねって勝手に噛み締めてました(笑)
また、シモ君が作ってくれた劇中歌も、本映画を支えてくれる音楽になっていて、映画にさらなる深みを与えてくれました。
本作品に素晴らしい音楽を提供して頂いた、THREE1989の3人にお礼申し上げます。
「待ち逢わせ」
形態: ストリーミングおよびダウンロード
配信URL : https://three.lnk.to/machiawase
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