丘みどり、新曲「明日へのメロディ」のテーマにちなみ八景島シーパラダイスの巨大立体迷路に初挑戦
ニュー・シングル「明日(あす)へのメロディ」(詩・大柴広己、曲・コモリタミノル)を3月17日に発売する演歌歌手・丘みどりが、3月15日、神奈川・横浜市の「横浜・八景島シーパラダイス」で日本最大級の巨大立体迷路「デッ海」に初挑戦した。
今度の新曲が、さまよい続けながらも明日を見いだそうとする人間の姿を描いた作品であることから、そのテーマにちなんで、同迷路を抜け出し、希望の轍を見つけ、ヒットへの意欲を燃やしたいとして挑戦。「デッ海」は、総床面積1176・48㎡、高さ13メートルの巨大な空間に6階層817コマで構成され、コース内の仕掛けは3コース延べ100個以上にものぼる。スタートからゴールまで平均時間が60分かかるところを、初めてにもかかわらず51分で見事クリアした彼女は「頭を使って謎解きをし、その番号を押さないと扉が開かないところがあったりして難しかったのですが、平均時間より早くゴールができてうれしかったです。この巨大迷路も初めてですし、このシーパラダイスに来たのも初めてです。昨年から(新型コロナウイルスの影響で)生活が変わる中でいろんなことがありましたが、立ち止まらないことが大事だというのは今回のアトラクションの挑戦と同じで、迷路は難しかったですがゴールはできたので、歩みを止めないということの大切さを再認識しました」と笑顔を見せた。
新曲については「決して明るい曲ではないですし、ただのバラードでもないのですが、時代背景を考えながらいま聴いてほしい曲をということで(作詩・作曲の)先生方に書いていただきました。何に負けても、誰に傷つけられても自分にだけは負けずに、強く一歩を踏み出したいという曲です。私にとって昨年は悔しい1年だったので、そんな悔しかった思いとかをぶつけながら、でも私は負けずに明日への一歩を踏み出したいという気持ちで歌っています」と述べた。
また、昨年は15周年の節目の年だったが、「コンサートもいままで以上に多い100数公演を予定していたのにすべて中止、15周年らしいイベントもできず、年末の紅白も出場できないという悔しい1年でしたので、今回の新曲と自分が重なる部分が多いですね。いままでの曲は、困難であろうと物語の中で歌いながら演じていたのですが、今回は等身大の曲なので、ありのままの自分をさらけ出しながら歌っています。こういう歌謡曲テイストの歌は5年ぶりになりますが、私はあくまでも演歌歌手なので、チャレンジをしながらもまた演歌に戻ったときに、演歌を歌う歌手として深みがでてきたらいいなと思っています。私にとって今年1年はチャレンジの年ですので、新しい丘みどりの歌世界を皆さんに聴いていただきたい」と話した。