Audient、自宅スタジオでもプロ品質で録音できるコンパクトな2IN/2OUTオーディオインターフェイス「iD4mkII」

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Audientの人気モデル「iD4」がリニューアル。コンパクトながらプロ用コンソールのマイクプリアンプを搭載した2IN/2OUTのUSB 3.0対応オーディオインターフェイス「iD4mkII」がリリースされた。

「iD4mkII」は、先日発売された10IN/6OUTの「iD14mkII」の下位モデルにあたる製品。入出力を2つずつ備えたコンパクトサイズで場所を選ばず、どこでも手軽にプロクオリティでのレコーディングを楽しめる。「mkII」へのアップデートでその音質や仕様が大幅に向上し、上位機種にも劣らない高品位で使いやすい製品に仕上がっている。


▲頑丈なメタル素材のボディにスクロール・ホイールをアサインできる大きなエンコーダーや正確に把握できる2本の5セグメントLEDメーターを搭載。iDボタンにDIM、CUT、位相反転、Mono Sum、トークバックまたはCueミックスを割り当れば特定のモニタリング機能を素早くアクセス可能。

初めて自宅レコーディングに挑戦する人でもシンプルなデザインでカンタンに操作できるほか、Audientのプロスタジオ向けコンソールASP8024 Heritage Editionと同じディスクリートClass-A回路を採用したマイクプリがサウンドをワンランクアップ。Cubase LEやCubasis LE(iOS)など、買ったその日から使える無料ソフトウェアもダウンロード可能で、思い立った時にすぐハイレベルな環境で制作をスタートすることができる。


▲手前左の楽器用入力はJFETを使用したクラスA/ディスクリート・ デザイン。D.I入力はマイク・プリアンプ入力と独立したチャンネルなので、歌いながらギターを弾き、同時に録音するこも可能。右のデュアルヘッドホン出力はステレオミニと標準ジャックを用意。

▲USBバスパワーで動作。リアパネルにはUSB-C端子とオーディオ出力、コンデンサーマイクも使用できるファンタム電源搭載のマイク/ライン入力を用意。

Audientコンソールマイクプリアンプに加え、24bit/96kHz対応のAD/DA コンバーターとJFETインストゥルメント入力、2人で同時モニタリング可能なデュアルヘッドホン出力も備える。USBファンタム電源でありながら、入力121dB、出力126dBと他を圧倒するダイナミックレンジの広さで、低いノイズフロア、フルビット入出力を実現しているのもポイントだ。

使いやすいミキサー&コントロール機能も特徴の一つ。「iD4mkII」のMonitor Mixは超ローレイテンシーでの録音が可能。入力とコンピュータオーディオの最適なバランスで、遅延を感じることはない。また、トップパネルのエンコーダーにスクロール・ホイール機能をアサインできる、さまざまな機能の操作が直感的に行える。

製品情報

◆iD4mkII
価格:オープン(市場想定売価 24,500円 税別)
発売日:2021年1月22日
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