Arturiaから多機能デスクトップ・オーディオ・インターフェイス「AudioFuse Studio」
Arturiaより、コンパクトなボディに多くの入出力と多彩な機能を搭載したデスクトップ型オーディオ・インターフェイス「AudioFuse Studio」が登場。10月23日に発売される。
「AudioFuse Studio」は、高いサウンド・クオリティと楽曲制作に役立つ多彩でパワフルな機能を兼ね備えたデスクトップ型のオーディオ・インターフェイス。18の入力、20の出力と多くの端子を搭載しているのでフレキシブルな対応が可能。さらに1ボタン/1機能で使いやすさを重視したデザインを採用している。
堅牢な金属製のボディには、DiscretePROテクノロジーによる4系統のマイク/インストゥルメント/ライン・プリアンプに加え、4系統のアナログ・ライン入力(5-8、うち5-6はフォノ接続兼用)、4系統のアナログ・インサート(アナログ入力1-4に対応)を搭載。さらにaptX、AAC対応のBluetoothオーディオ・レシーバーも備える。
▲本体前面のインプット1-4に加え、リアにはラインレベル用アナログ・インプット5-8(TRS)を装備。このほか2セットのスピーカー・システムを接続できるスピーカー出力A/B、ライン/フォノ入力、AUX/ライン/リアンピング出力、インサート端子、デュアルADAT入出力、MIDI入出力、USBハブを搭載。本体サイズは265×160×72(W×D×H)mm。
出力は、2系統のスピーカー・アナログ出力(バランス接続TRSジャック)と、2系統の独立ヘッドフォン出力(標準ステレオとミニステレオ)を装備。2系統のアナログ・ライン出力はリアンプ出力として使用可能だ(インストゥルメントレベル出力)。スピーカーとヘッドフォン出力で別々にレベル調節可能なモニタリング・セクションを装備、内部ミキサーにより超低レイテンシーでのダイレクト・モニタリングが可能なのも便利だ。このほか8系統のADAT入出力(最高96kHz)も備える。
最新世代の24ビットAD/DAコンバーターの搭載(最高96kHzまで対応)により高品位サウンドのでレコーディングができるのはもちろん、多彩な入出力により、複数のモニター・セッティングでのA/Bチェック、ギターのリアンプ、トークバックなども可能。さまざまなスタジオ作業で活躍する。
PC/Macとの接続はUSB-Cを採用(USB 2.0にも対応、USBタイプCとタイプBの変換ケーブルも付属)。3ポートのUSBハブ機能も搭載し、うち2ポートはUSB機器の充電も可能だ。ソフトウェアには伝説的なエフェクトやシンセ・サウンドが楽しめる「AudioFuse Creative Suite」が付属。色付けのない、極上のインプット信号を伝説的なヴィンテージ・エフェクトでカラーリングすることができる。
製品情報
価格:140,000円(税別)
発売日:2020年10月23日
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