ダークサイケデリックバンドBarbican Estate、3か月連続リリース第1弾「White Jazz」リリース

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Barbican Estateが、3か月連続リリース第1弾「White Jazz」を10月7日にデジタルリリースする。

今年3月インディー・レーベルのRhyming SlangからリリースしたセルフタイトルEP『Barbican Estate』に続き、自主リリースとなるシングル3部作を10月から12月にかけて3か月連続リリース。「White Jazz」はその第1弾となる。

Barbican Estateは、ダークサイケデリックと形容され、暗く陰鬱な音像の中にソリッドで建築的な要素と破壊を織り込む音楽性で注目を集めている3ピースバンド。今作「White Jazz」はアメリカを代表するノワール作家ジェイムズ・エルロイのLA四部作より同名タイトルに因んだノーウェーブ楽曲。ヴェルヴェットアンダーグラウンドのような禍々しさ、ミニマルでノワールなサウンドが全編にわたって展開される。「Obsessed」が11月、「The Innocent One」が12月配信開始予定だ。

東京・浅草橋のツバメスタジオでレコーディングを実施した楽曲は、多くのヴィンテージ機材とレコーディングエンジニア君島結の手によって、有機的でありながら暴力性を孕んだノイズの追求となった。また、アートワークはブルータル建築をモチーフにしたコラージュ作品を制作するイギリスのアーティストLouis Bowesがそれぞれの楽曲をイメージして書き下ろしたものになっている。


今後のリリース予定

【Obsessed】11/4(水)配信リリース予定
ヒッチコックの映画にインスパイアされたこの楽曲は殺人鬼に追いつめられる女性の心理が歌われている。おどろおどろしいギターリフとミニマルなベースとドラム、歪んだボーカル、そして不穏な結末を想起させるクライマックスの展開によって構成される。叫びと恐怖を表現した60年代のヴィンテージアルニコスピーカーのハウリング音など、ツバメスタジオならではのノイズを追求した。
【The Innocent One】12/9(水)配信リリース予定
Vo.ミリの歌声と爪弾きのギターが、ベルイマンやタルコフスキーの映画の様なダークでメランコリックな世界へと誘う。時折聴こえるトルコの弦楽器、バグラマの音色は楽曲にオリエンタルで情緒豊かな風情を与えている。

リリース情報

タイトル: White Jazz
https://FRIENDSHIP.lnk.to/WhiteJazz
Release: 2020.10.7
Format: Digital
Label: Barbican Estate
Track:
1. White Jazz
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