「カラオケボックス」でクラスターが発生しない理由とは?
一般社団法人全国カラオケ事業者協会が、「カラオケボックス」の安全性を証明する映像を公開した。
この映像は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の陽性患者受け入れや抗ウイルス薬「アビガン」臨床研究など、新型コロナウイルス感染症対策で知られる藤田医科大学 医学部・吉田友昭教授の実証実験結果をもとに発表されたもの。
吉田教授は「そもそもカラオケボックスは建築基準法で強制換気が義務付けられているが、実際には法的基準の3〜4.5倍にあたる新幹線並みの換気能力がある。室内には早い速度の上昇気流がおきており、この空気の流れがクラスターの発生しにくい大きな要因になっている」と導いている。
カラオケボックスは、一括りに「カラオケ店」に分類されることで、「昼カラ」「夜の街関連」と混同され、クラスターの発生実績が無いにもかかわらず発生業種との誤った見方をされがちだ。しかし映像中で示されたとおり、窓が無いゆえに強制換気が行き届いており、通常時定員の半数に利用を制限することでソーシャルディスタンスも確保することができると言える。
◆映像視聴はこちらから
吉田友昭 教授 プロフィール
感染症に詳しい医学博士。専門は免疫学だが、近年は生物学教育を通して基礎学力の育成に衷心している。
『マンガから拾い読みする生物学』(2020年刊 デザインエッグ社)著者
この記事の関連情報
【インタビュー】「DAM CHANNEL」20代目MCに森 香澄、サポートMCにチャンカワイが就任「プライベートな部分も引き出せたら」
2024年3月のDAM HOT!アーティストはアーバンギャルド、フジタカコら4組
【イベントレポート】<ビッグエコー35周年記念カラオケグランプリ>決勝大会が大盛況。応募4,061件の頂点決定
2024年2月のDAM HOT!アーティストはOHTORA、我生ら4組
2024年1月のDAM HOT!アーティストRKID'z、EINSHTEINら3組
2023年12月のDAM HOT!アーティストは学芸大青春、the paddlesら4組
2023年11月のDAM HOT!アーティストはACE COLLECTION、3markets[ ]ら4組
T-BOLANのメンバーと一緒のステージで歌えるチャンス、大好評実施中
2023年10月のDAM HOT!アーティストはNORTH、グラビティら4組