町あかり、昭和流行歌カヴァーAL『それゆけ!電撃流行歌』リリース決定
町あかりが昭和流行歌のカヴァーアルバム『それゆけ!電撃流行歌』を10月21日(水)にリリースすることが決定した。
◆町あかり 画像
カヴァーアルバムの制作は、2019年に横浜で開催されたライブにて、「港が見える丘」「上海帰りのリル」などの昭和初期の流行歌をカバーしたことがきっかけだった。それまで70、80年代の昭和歌謡を好んで聴いていた町あかりにとって、昭和初期の流行歌は初めて聴く曲ばかりだったが、とても新鮮にかわいらしく響いたという。そして2020年になり、世の中の情勢が変わるにつれて、徐々にそれらの流行歌が現代に必要な力を持っているのではないかと感じた町あかりは、アルバムの制作を始めた。
アルバム『それゆけ!電撃流行歌』には、エレクトロポップ風に生まれ変わった服部良一の代表作「青い山脈」(昭和24年)や、ゲーム音楽風のイントロがつけられた古賀政男と藤山一郎の名コンビによる楽曲「丘を越えて」(昭和6年)、ヒップホップなトラックに載せた三木鶏郎の傑作「東京チカチカ」(昭和26年)、シティ・グルーヴィーなサウンドを纏った「港が見える丘」(昭和22年)、敗戦間もない日本国民に元気を与えた「憧れのハワイ航路」(昭和23年)などを収録。昭和の名曲が、現代的なサウンドアプローチと町あかりの歌声によって、令和の時代にまた新たな輝きを放って蘇っている。
また、昭和11年に公開された新興キネマ作品『初恋日記』の主題歌となったワルツ歌謡「花言葉の唄」では、歌謡ユニット・泊でボーカルを務める山田参助と、町あかりのデュエットが披露される。
さらに10月28日(水)には、ミニアルバム『別冊!電撃流行歌』が配信限定でリリースされる。同作には、アルバム『それゆけ!電撃流行歌』から厳選した4曲が、別アレンジを施されて収められる。
本日8月27日(木)よりツイキャスにてスタートする町あかりの新配信番組『大好き!筒美京平』では、これらの作品のリリースを記念して、アルバムの紹介と、収録曲から数曲が披露される予定となっている。
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■町あかり コメント
シンガーソングライターである私は、カバーアルバムをリリースするのは今回が初めてです!普段は自分好みのメロディ、歌いやすいと感じるキーで作った楽曲を歌っていますが、今回は事前に何度もスタジオに入って練習して、それでも上手くいかなくてまた練習してと試行錯誤を繰り返してからレコーディングに臨みました。とにかく大苦戦 しかし聴けば聴くほど、歌うほどに流行歌に魅了されていきました。
まず、収録曲のほとんどが初めて聴く曲。「青い山脈」は約70年前、「丘を越えて」は約90年も前に作られた曲ですが不思議と自分の気持ちにピッタリ。カラッと明るかったり、明るさの中に悲しさが感じられたり、甘く切なかったり、豊かな詞とメロディがどれも本当に美しいのです!!曲の構成もリズムもJ-Popとは全然違うし、それが私には「自由」に感じられて新鮮で面白い衝撃を受けました。もっと早く知りたかった、と思ったほどです。
また、これが1年前だったらこんなにも流行歌に惹かれていなかったかもしれません。このカバー企画は、昨年12月に出演したクラブイベントで「ここで流行歌を歌ったら意外性があって面白いのでは」というアイディアがきっかけでした。そのイベント時には「『憧れのハワイ航路』って陽気で可愛い曲だなあ」というような印象でしたが、アルバム制作を進める中で世の状況も変わり、「丘を越えて」や「青空」「とんがり帽子」などをレコーディングしていて本当に励まされちゃいました。この「それゆけ!電撃流行歌」は、特に今コロナ禍が続く中で日々不安を感じたり、現代ならではの辛さを抱えている方々にとって心のビタミンになるはずです。
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■CD&配信リリース情報
2020年10月21日(水)リリース
COCP-41255/¥2,500(税込)
1.青い山脈
2.丘を越えて
3.憧れのハワイ航路
4.風は海 から
5.青空~アラビアの唄
6.東京チカチカ
7.上海帰りのリル
8.サーカスの唄
9.花言葉の唄(duet with 山田参助)
10.とんがり帽子
11.東京シューシャインボーイ
12.アイレ可愛や
13.白い花の咲く頃
14.胸の振子
15.港が見える丘
■配信限定リリース情報
2020年10月28日(水)リリース
COKM-42967
[収録曲]
1.上海帰りのリル(別冊 ver.)
2.憧れのハワイ航路(別冊 ver.)
3.サーカスの唄(別冊 ver.)
4.港が見える丘(別冊 ver.)
◆町あかり 日本コロムビア オフィシャルサイト