【インタビュー】有安杏果、1日限りの公演<サクライブ 2020>に「思い切り楽しむしかないなって思ってます」
今年2020年3月に全国8カ所で開催されることが予定されていた全国ツアー<サクライブ Tour 2020>が新型コロナウィルスの影響で延期となり、振替公演も中止を余儀なくされた有安杏果が、11月12日(木)にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて有観客の振替公演を開催し、同時に自身初の生配信も行うことが決定した。1日限りの公演となった<サクライブ 2020>に彼女はどんな思いで臨むのか。この春には自身のレーベル「APRICOT MUSIC RECORDS」を立ち上げ、デジタルシングルやライブDVD&Blu-rayをリリースするなど、精力的な音楽活動を続ける彼女の“今、現在”をオンライン取材で聞いた。
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■『来年また絶対にくるね』っていう約束をしていたので、その約束が果たせなくなってしまったのが残念で…
── まず、今年の春ツアーが延期・中止になってしまった心境から聞かせてください。
有安杏果:すごくショックでしたね。リハーサルをしっかり9日間やった直後に、世の中の動きが変わっていって。その2日後にはもうスタッフさんと会って話すのも難しくなっていたので、電話で協議をしながら、早めの段階で、これはもう厳しいねっていう判断をして。本当にもうすぐ本番日を迎えるっていうタイミングで、私自身もバンドメンバーもスタッフさんも、準備万端で熱い気持ちでいて。その熱が冷めてしまうのはもったいないなと思ったし、ショックでもあったし。あと、去年の全国ツアーで、『来年また絶対にくるね』っていう約束をしていたので、その約束が果たせなくなってしまったのが残念で仕方ないなと思ってますね。
── ほぼ完成していたんですね。
有安:そうですね。去年もそうだったんですけど、せっかく各地に行くので、その日にしかやらない曲もそれぞれの公演、全部で用意していて、スタッフさんにもバンドメンバーにも毎回、申し訳ないなと思いながら、全公演別パターンていうメニューを組んでいたんですね。もう時間がだいぶ経っているので、皆さん、ほぼ忘れてしまってると思いますけど(笑)。
── (笑)ライブ活動はできませんでしたが、春にはプライベートレーベルを立ち上げました。
有安:はい!もちろん、大変なこともきっとあると思うんですけど、今の状況に合わせて、自由にすぐに動けるのはインディーズの良さかなと思ったりしますね。あと、個人的にはレーベルロゴを作ってる時にワクワクしましたね。「あ、ほんとに自分のレーベルが立ち上がるんだな」っていう実感が湧いてきました。
取材:永堀アツオ
■有安杏果<サクライブ 2020>
チケット一般発売日:2020年10月17日(土)
初の有料生配信も予定。詳細は後日、オフィシャルサイトにてご確認ください。
【有安杏果】DISK GARAGE公演詳細
【有安杏果】オフィシャルサイト
■ライブDVD&Blu-ray「有安杏果 Pop Step Zepp Tour 2019」
2020年8月26日(水)発売
(APRICOT MUSIC RECORDS)
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