島津亜矢、故郷熊本・九州への思いを込めた自身初の無観客配信コンサート開催
7月9日、デビュー35周年を迎えた演歌歌手の島津亜矢が、自身初の無観客による配信コンサート「がんばらなんたい」を開催した。「がんばらなんたい」とは、熊本弁でがんばらなきゃという意味。
「The Rose」「時代」といったカヴァー曲を中心に、NHKラジオ深夜便のうたになっている初めてポップスのオリジナル曲「君と見てるから」など、全12曲を披露した。
初の無観客配信コンサートに対し島津は「初めての配信ライブということで、目の前にお客様がいらっしゃらないこの景色に戸惑っております」とコメント。
大雨による災害に見舞われた故郷熊本をはじめ各地の被災地に対し「私の故郷である熊本県を始め、九州各地で大雨による甚大な被害が起きてしまいました。コロナ対策だけでも本当に大変な思いをなさっている中、この大雨でご自宅や仕事場が流されてしまうなど、ご家族やご友人、そして大切な方を無くされた方々の映像を見るたびに、本当に胸が苦しくて言葉を無くしてしまいます。熊本県をはじめ、九州各地で苦しんでいらっしゃる方々がたくさんいらっしゃいます。どうかくれぐれもお身体を大事になさってください。そして、くれぐれもお気をつけてください。私も引続き、自分にできることを続けてまいります。一日も早く皆様の掛け替えのない健やかな日々が戻りますことを、心よりお祈り申し上げますと共に、皆様の温かいお力添えを、どうぞ宜しくお願い申し上げます」と語り、コンサート終盤の「マイ・ウェイ」では、歌の途中に感極まり涙する場面もあった。
以前のようなコンサートが行えない状況に、「また直接皆様のお顔が見れることを切に願い、皆様とお会いできることを楽しみにしております。本当に今日はありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願い致します」とコメントし、初の無観客配信コンサートは終了した。
<セットリスト>
帰らんちゃよか
アイノカタチ
for you・・・
Shallow
夢やぶれて
メリー・ジェーン
木蘭の涙
今 あなたにうたいたい
君と見てるから
The Rose
マイ・ウェイ
I will aiways love you
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