全米アルバム・チャート、リル・ベイビーが1位、ボブ・ディランの新作は2位に
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、先々週、先週と変わらず、リル・ベイビーの『My Turn』が首位をキープした。これで3月に初登場1位を飾って以来、非連続4週目の全米1位となる。
英国で今週初登場1位に輝いたボブ・ディランの新作『Rough And Rowdy Ways』は、本国では2位にチャート・インした。ディランにとって23作目の全米トップ10ヒット、50作目のトップ40ヒットで、これにより彼は60年代からの十年紀全てでトップ40入りした初のアーティストとなった。『Billboard』によると、60年代は8作、70年代は14作、80年代は7作、90年代は4作、2000年代は7作、2010年代は9作、そして現時点、2020年代に1作が40位圏内をマークしているという。
3位には、ラッパー、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディのサード『Artist 2.0』(今年2月リリース)がデラックス・ヴァージョンが発売されたことで先週の80位から大きく再浮上。同作は2月、最高位2位につけた。
今週のトップ10圏内には、ディランほか、女性シンガー、テヤナ・テイラーのサード・アルバム『The Album』が8位に初登場している。彼女にとって初のトップ10アルバムとなった。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ボブ・ディランのバイオグラフィ映画『A COMPLETE UNKNOWN』、予告編公開
ヒューイ・ルイス、ボブ・ディランが彼のために作ってくれた曲を紛失
ボブ・ディラン、「アナザーストーリーズ」でノーベル文学賞受賞の“原点”のステージを紐解く
ボブ・ディランとロバート・プラント、ウィリー・ネルソン主催のフェスティバル・ツアーに参加
ダフ・マッケイガン、ボブ・ディランからの賛辞に共作を申し出る
ボブ・ディラン、『コンプリート武道館』制作関係者が秘話語るイベント開催決定。100名招待
ボブ・ディラン『コンプリート武道館』、ディランを愛する人々からのコメント第二弾公開
ボブ・ディラン、初来日武道館公演『コンプリート武道館』11月15日発売
ボブ・ディラン、<Farm Aid>にサプライズ出演