バイリンガルラッパーKazuo、デビューアルバム本日リリース「Kauzoのサウンドを広めたい!」

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2020年4月に公開した「TOKYO DRIFT FREESTYLE」のビデオ再生回数が10万回超えや、Eminemの「My Name Is」でビートジャックしたものがTikTokでバズるなど、巷で話題の現在注目度No.1ラッパーであるKazuo。彼の持ち味である、日本語と英語を駆使した切れ味抜群のリリックと自身で製作したドープなビートで完成したデビューアルバム「AKUMA」が本日6/26 (金)より配信が開始となった。

また本作からはMVが4本制作されており、全てKazuo本人がプロデュースを行った。Kazuoサウンドが120%体感できる「AKUMA」を楽しんでほしい。

現在はNYを拠点に活動しているが、今作のリリースを皮切りに日本での活動幅も広げたいというKazuo。彼の実態を明かすインタビューが到着した。

  ◆  ◆  ◆

──デビューアルバム「AKUMA」リリースおめでとうございます。まず、自己紹介をお願いします。

ありがとう!そして皆さんこんにちは、Kazuoです。僕は神奈川県出身で、今はNYを拠点に活動しているラッパーです。中学と高校生の頃は日本に住んでいたけど、それ以降はずっとNYで住んでいるよ。

──「AKUMA」でのオススメや聴きどころはどこですか?

オススメはもちろん全てだね(笑)けど、挙げるとすると、先行で配信していた、「JAP GOD」は自分が制作したトラックの中でも一番の出来だと思うんだ。バース部分も、自分がこれまでに培ってきたいわゆるNYスタイルが魅せられていると思うよ。あと今、アメリカを中心に世界各地でトピックとなっている話題「Black Lives Matter」についても僕なりに表現したので是非聴いてほしい曲だね!

──Kazuoくんの楽曲はユーモアに富んだ歌詞や表現方法が特徴的ですが、意識していることはありますか?

まずここで僕が最初に言いたいことは、僕自身にユーモアがあるということだね(笑)。あとはそうだなー。僕自身、日本で住んでいる時も、アメリカで住んでいる今も、黒人として生きている中で、大変なことや楽しいことをたくさん経験してきたから、その経験を素直に自分なりに表現すると、こういうスタイルになったって感じかな。


──ビートメイクもご自身で行っているとお聞きしましたが、意識していることや、こだわりはありますか?

特にこだわりとかは無いんだけど、僕はビートを制作している段階で一緒に、歌詞を書いているよ。楽曲のコンセプトも特に考えず、作業中の直感やひらめきを大事にしているんだ。みんな興味ないかもだけど、 DAWはLogicを使っているよ!(笑)

──TOKYO DRIFT FREESTYLEやEminemのMy Name Isでのビートジャックはかなり評価が良かったようですが、いかがですか?

完全にバズ狙いでやろうと思ったよ(笑)とはいえ、まだまだ自分が思うほど届いていないし、試行錯誤しながら、これからもどんどんビートジャックは行っていくつもりだよ。ここも期待していてほしいな。


■ラッパー、プロデューサーとして生きる、Kazuoのルーツにせまる

──HipHopを始めようと思ったきっかけはなんですか?

きっかけはね、単純に暇だったからだよ(笑)確かそれが14歳くらいの時だったかなー。それくらいの時期に、Kanye Westを聴き始めて、そこからHipHopに興味を持ちはじめて歴史とかを調べるようになったんだ。それと、当時から家庭の事情で引越しすることが多くて。それで、あんまり学校にも馴染めなかった時に、自分の悩みをノートに書き始めたんだ。そこが作詞の原点かもしれないな。でも本格的に音楽を始めたのは19歳くらいの時だね。

──普段はどんなジャンルの音楽を聴いていますか?

本当に結構なんでも聴くんだけど、例えばPopやRockは大好きだね。Kanye Westもよく聴いていたけど、King Of PopのMichael Jacksonも大好きなアーティストの一人だね。中でもアルバム「Bad」に収録されている曲は全部大好きだよ。日本人だとKOHHやAKLO、JP THE WAVYなどのアーティストをよく聴いているよ。

──アーティストとしてのこれからの抱負を聞かせてください。

これからはHipHop以外のジャンルでも楽曲を制作していきたいね。そして、コラボ曲も沢山やっていけるように準備を進めています。プロデュースの方でも力を入れたいと思っていて、Popでも演歌でも様々なジャンルに挑戦していきたいです。とにかくKauzoのサウンドを広めたい!ので、まずは僕のデビューアルバム「AKUMA」を聴いてください!





Kazuo デビューアルバム『AKUMA』

2020年6月26日配信開始
各種配信サービス
トラックリスト
01. JAP GOD
02. BOOMBOX!
03. BLASIAN!
04. KAIJU FREESTYLE
05. INCELS! (feat. Vincent, The Owl)
06. YABAI96
07. ONLYFANS
08. HOW TO MAKE FRIENDS
09. SADBOYRADIO
10. ROACH SUSHI

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