コリィ・テイラー「ライブやりたくて気がおかしくなりそう」
スリップノット/ストーン・サワーのフロントマン、コリィ・テイラーは、ライブ活動を早く再開したくて気がおかしくなりそうな状態だという。
◆コリィ・テイラー画像
彼は『The Mistress Carrie Podcast』のインタビューでこう話した。「イライラするよ。まず、多くのプロモーターが何もやりたがっていない。リスクが高そうに見えることはしない。それに、州や街によって規制が違う。どうなるか、わからない。それを乗り越えたとしても、観客が来るって保証はない」
「でも同時にBlack Lives Matterの抗議運動を見ていると、人々は自分の信念に情熱を持ち、リスクを負うことを厭わないのがわかる。ならば、公演を開いたとき、楽しい時間を過ごしたいって同じくらい情熱を持つ人たちがいるかもしれない。どこかの時点で、誰かが鍵のかかった扉を壊さなくてはならない。それが誰になるのか、何が必要なのかもわからない。俺がわかっているのは、俺がライブをやりたくてしかたないって現状だ。気がおかしくなりそうだ。こんなこと、長い長い間感じたことなかった」
テイラーはいま、ラスベガスでソロ公演が開けないか模索中だという。彼は、ロックダウン中ツアーができない上、家にいなくてはならないのを機に、ソロ・アルバムのレコーディングを行なった。
スリップノットは新型コロナウイルスの影響でサマー・ツアーを延期しており、現時点、2021年1月に日本で開催する<KNOTFEST JAPAN>でライブ活動を再開する予定。
Ako Suzuki