吉川晃司、『探偵・由利麟太郎』で地上波連ドラ初主演

ポスト

吉川晃司が主演を務めるドラマ『探偵・由利麟太郎』が、6月16日(火)よりカンテレ・フジテレビ系で放送される。

◆『探偵・由利麟太郎』画像

『探偵・由利麟太郎』は、横溝正史の「由利麟太郎」シリーズを初めて連続ドラマ化したホラーミステリー作品だ。吉川晃司は元警視庁捜査一課長という経歴を持つ白髪の名探偵・由利麟太郎を演じ、その助手を務めるミステリー作家志望の青年・三津木俊助役で志尊淳が出演する。吉川が地上波連続ドラマで主演を務めるのはこれが初となる。

京都を舞台とした今作は、本社を大阪に構えるカンテレが『影の軍団 幕末編』以来およそ34年ぶりに“ALL関西”の体制でドラマ制作に取り組んだ意欲作でもあるという。『影の軍団 幕末編』を共に制作した東映京都撮影所と再タッグを組み、プロデューサー、監督を含め、関西の制作スタッフが集結した。

すでに全撮影は終了しているそうで、吉川晃司は「ちょっと不思議な手触りの作品になっていると思うので、楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。

   ◆   ◆   ◆

■吉川晃司 コメント

“由利麟太郎”をやらないか? とお話をいただいたとき、面白い挑戦だなと思いました。
そもそも、普通のドラマをやるのなら、僕には声を掛けないでしょう(笑)。
変わったこと、攻めたことをやりたいというプロデューサーや監督の想いを感じました。
伝統ある東映京都撮影所を拠点として、職人技を持った太秦のスタッフの方々と一緒に、映画のようなスケールとこだわりで撮影できたことに、手応えを感じています。
由利は、心の奥底に深い孤独を抱えながら、人生をさすらっている男。
セリフよりも、横顔や後ろ姿で、彼の生きざまを醸せればと思いながら演じました。
助手の俊助を演じている(志尊)淳はとても勘が良く、頭の回転も速い。
由利との関係性もうまく出ているんじゃないでしょうか。セリフの量では淳が主役です(笑)。
ちょっと不思議な手触りの作品になっていると思うので、楽しみにしていてください。

   ◆   ◆   ◆

■志尊淳 コメント

今回お話を頂き、やらせて頂く背景で大きかった要因の一つとして、吉川晃司さんとのバディーというところがありました。ミュージシャンとしてのパフォーマンスはもちろんのこと、一人の人間としても、なんてかっこいいんだろう、ついていきたいと感じていた僕の気持ちと、由利麟太郎先生についていきたいと思う三津木くんの気持ちがリンクしているように感じました。
そんな二人の色濃く、コミカルなバディーが、いろんな角度から事件の謎を解決していきます。
撮影を経て、僕と吉川さんの距離が縮まったのと同じように、どんどん近くなっていく由利先生と三津木くんのバディー感もお楽しみに。

   ◆   ◆   ◆

■演出・プロデュース 木村弥寿彦(カンテレ) コメント

原作を読んですぐに由利麟太郎は、吉川晃司さんだとイメージしました。
白髪の紳士という設定もありますが、由利の冷静沈着でクールに事件を解決する姿は、吉川晃司さんという唯一無二の存在でしか表現できないものがあると感じお願いしました。
挑戦的で刺激的で怪奇な世界観を味わうことができるエンターテインメントドラマです!

   ◆   ◆   ◆

『探偵・由利麟太郎』

2020年6月16日(火)スタート 5週連続特別ドラマ
毎週火曜 21:00~21:54(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」(角川文庫 刊、柏書房 刊)
出演:吉川晃司 志尊淳 他
脚本:小林弘利
演出・プロデュース:木村弥寿彦 (カンテレ)
プロデューサー:萩原崇 (カンテレ) 森井敦 (東映京都撮影所) 福島一貴 (東映京都撮影所)
制作著作:カンテレ
この記事をポスト

この記事の関連情報