トム・ミッシュ、ユセフ・デイズとのコラボ作メイキング短編ドキュメンタリー解禁

ポスト

新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大していることを受けて、多くのアーティストがアルバムのリリースを延期している中、「今こそ、人々には音楽が必要と思って、このタイミングにリリースすることを決意した」と自身のツイッターで発信する、サウスロンドン発の新進気鋭なマルチプレイヤー/プロデューサーのトム・ミッシュと、天才ジャズドラマーのユセフ・デイズとのコラボレーションアルバム『What Kinda Music』が、4月24日に世界同日発売された。

イギリス現地時間で発売日の夜7時に、オンラインでファンが参加出来るアルバムのリスニングパーティが開催され、その後夜8時には、イギリスが誇る2人の天才によるコラボレーションのメイキング短編ドキュメンタリー映像が解禁された。トム・ミッシュのヒット曲「It Runs Through Me feat. De La Soul」のミュージックビデオなどを手掛けた、イギリスの写真家/映像監督のJoshua Osborneが、その短編ドキュメンタリーを35mmフィルムで撮影し、7分未満の尺に編集している。アルバムに収録されている楽曲が使用されている他、Unwound Studiosで撮影されたTom Driesslerとの即興ジャムセッションも見ものだ。


ユセフ・デイズとのコラボに関して、トムは「いつも僕は、自分のベッドルームでビートメイキングをしていたから、有能なドラマーと一緒に制作するのは、とてもエキサイティングだったよ。同じ部屋で一緒に誰かとコラボすると、これまで自分だけでは出せなかったサウンドを引き出してくれるんだ」と語り、ユセフは「異なる影響を持つ2人だからこそ、新しい方向性を生み出すことが出来る。それこそが、このプロジェクトの美点だと思う」とコメントする。そして、「このアルバムに収録されている楽曲のほとんどがジャムセッションから生まれたから、“生々しさ”と“ライヴ感”があるんだ。既に譜面に書かれた音を、バンドが奏でる音とは全く異なっている」というトムのコメントに続く即興ジャムセッションの映像は、視聴者の目、耳、そして心を奪う。

ユセフとの出会いについて、「15年程前に、学校のタレントショーでユセフがドラムを叩いているのを見て、『ワオ、こいつはやばい』と思ったんだ」とトムが語っては、5歳の頃に父親に無理やりバイオリンを習わされて、実はバイオリンが大嫌いだったこともこぼす。「サウスロンドンの東部に生まれて、24年間ここに住んでいるから、僕の音楽はこの地域に大きく影響されているんだろうね」と語るトムに対し、同郷のユセフも「世界中から色々な人種が集まる地域でもあるからね」と、今注目を浴びるサウスロンドンのシーンについて語る。エンドロールで映し出されるトムとユセフの幼い頃の貴重な写真も必見だ。


『What Kinda Music』

2020年4月24日(金)リリース
UICB-1008/\2,500+税
アルバム試聴/購入リンク:https://caroline.lnk.to/misch_WKM

■トラックリスト
1. What Kinda Music
2. Festival
3. Nightrider (feat Freddie Gibbs)
4. Tidal Wave
5. Sensational
6. The Real
7. Lift Off (feat Rocco Palladino)
8. I Did It For You
9. Last 100
10. Kyiv
11. Julie Mangos
12. Storm Before the Calm (feat Kaidi Akinnibi)
13. Saddle ※
14. Tidal Wave Outro ※
15. Seagulls ※
16. What Kinda Music (Jordan Rakei Remix) ★
国内盤ボーナス・トラック4曲収録(※・・・海外デラックスLP盤収録/★・・・デジタル・ボーナス・トラック)

◆トム・ミッシュ&ユセフ・デイズ オフィシャルサイト(Caroline International)
この記事をポスト

この記事の関連情報