【インタビュー】現役女子高生7人組・やじるーと、「青春」でできた卒業アルバム
AbemaTVで放送中の人気恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』の過去シーズン参加者により結成されている、みぎてやじるし ひだりてはーと from 今日、好きになりました。 は、「遊びも、恋愛も、学校行事もめいっぱい楽しみつくす!」をテーマに活動してきた、現役女子高生7人組のガールズユニットだ。
残念ながら3月31日でメンバー全員がグループから卒業することが決まっているが、その卒業を前に、記念となるミニアルバム『また、すぐ会えるよね。』をリリースする。天月-あまつき-、SILENT SIREN、コレサワが書き下ろしたオリジナル曲のほか、カバー曲も収録された本作。楽曲についての思いや今後についてなど、メンバーを代表してまなまな、ひな、れいたぴの3人が語ってくれた。
◆ ◆ ◆
■マジでドキドキで
──みぎてやじるし ひだりてはーとはどんなグループなのか、改めて教えてください。
まなまな:私達は、AbemaTVの『今日、好きになりました』(以下『今日好き』)という番組に参加していた女の子7人によるガールズユニットです。
ひな:グループ名の「みぎてやじるし ひだりてはーと」っていうのは番組の中で使っているポーズなんですが、そもそも長いし、略すのも最初は難しいからみんなで「どうする!?」ってなって。そしたら(れいたぴが)「やじるーと」って付けてくれて。
れいたぴ:生みの親です(笑)。
──やじるーとは、一人また一人と部屋に集められて「ガールズユニットを組みます」と聞かされたところから始まっているわけですが、あの時の気持ちはどうでした?
まなまな:去年(2019年)の6月だったんですが、「ユニットを組みます」と聞かされただけで、メンバーが誰なのかも、何人いるのかも、何をするのかも知らなかったんですね。だからもうマジでドキドキで。でも、どうなっていくんだろう!?っていうワクワクと楽しみのほうが最初は大きかったです。
ひな:私は初めて会う人達の輪に入るのが苦手なので、すごくドキドキしていました。何もわからない状態で行って「こんなことをします」「こういうことが決まっています」って言われたんですが、「これからこんなことするの?」ってワクワクしました。
れいたぴ:私はどちらかといえばダンスも歌も苦手なほうだったので、それをやりますって言われた時は正直「マジか……」と思いました。でもまなまながいてくれたので、不安50、安心50で(笑)。
まなまな:音楽苦手組だからね(笑)。私もダンスは嫌いなくらいだったけど、これをきっかけに好きになりたい、もっとやってみたいと思ったっていうことを(れいたぴに)言ったら、「まなまながいるから、いけるかなと思った」って言ってたね。
──でもみんな成長するのが早かったですよね。以前からアイドル活動をしているひなさんから見ても、明らかだったんじゃないですか?
ひな:すごかったです。メンバーがまだわからない時に(まなまなと)レッスンを受けたことがあるんですが、「えーっ!?」って感じだったんです(笑)。でも会うたびにできるようになっていて、まなまなちゃんすごい!ってずっと思っていました。
──まなまなさんはリーダーですごくしっかりしていたけど、実は一番泣いていたのでは?
まなまな:そうなんですよ(笑)。私は絶対にカメラの前で泣いたりしないと思っていたんですが、途中からは一番泣くやつみたいになってた(笑)。
れいたぴ:みんなの前で泣くタイプではないから、放送を見て知ったんですけどね。え、こんなに泣いてたんだって(笑)。
まなまな:自分ができないことに対しての怒りというか。自分で自分に腹が立つんだけど、どうしようもできない。行き場のない怒りが凄かったんです。それでバーっと泣いていたら、カメラマンさんから「大丈夫だよ!まなまなは頑張ってる!」って言われてまた泣くみたいな(笑)。
▲左かられいたぴ、ひな、まなまな
──そんなみんなのことを、たくさんの視聴者や『今日好き』メンバーが応援してくれていましたよね。
れいたぴ:はい。『今日好き』に参加していた他の子達が私達の曲のミュージックビデオ撮影に参加してくれたり、参加していなくても「新曲聴いてるよ」ってSNSで発信してくれたりして。私達は2年前に『今日好き』に参加していたから最近のメンバーとはあまり関わりがないんですが、その子達も聴いてくれているんですね。そういうのを知ると、なんかもうほんと、優しい気持ちになれました(笑)。
──みんなの応援、そして素晴らしいアーティストの皆さんから続々と楽曲も届くわけですから、ますます頑張らないとって気持ちになりますよね。
ひな:そうなんです。だって、すごい人達に楽曲提供してもらいましたから。いい曲どころじゃないくらい、いい曲(笑)。
れいたぴ:歌詞にやじるーとのことや番組のことなんかをちゃんと入れてくれたり、やじるーとらしさもすごく引き出してくれててね。
まなまな:普段からめちゃめちゃ聴いてます。「誰々が歌っているここ、マジ好き!」とか、結構話すよね。
──番組をご覧になっていた方はわかると思いますが、誰がどこを歌うかっていう歌割りの争奪戦も繰り広げられていたんですよね。
れいたぴ:SILENT SIRENさんが楽曲提供してくれた「メロクラ♡」はそうだったけど、他の曲はだいたい均等な感じで。
まなまな:でも実は、コレサワさんが書いてくださった「サヨナラなんか言いたくない」もそうだったんですよ。裏では誰と誰が対決みたいな、全員ライバルみたいな括りの歌詞の部分もあったんです。
──というと?
まなまな:歌い出しの部分を誰が務めるかっていうので争って、れいたぴが勝ち取りました。
れいたぴ:え?争ってたの?(スタッフに向かって)争ってたんですか(笑)?
まなまな:みんなに歌ってもらって、一番良かった人にしたって言ってたよ。
れいたぴ:初めて知ったんですけど(笑)。だって(出来上がった音源を聴いて)「誰の声ですか?」って聞いたくらいだし。
──(一同爆笑)。自分だと思わなかったんだ。
れいたぴ:「誰ですか?え?えー!?」みたいな感じだった(笑)。
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