チュニキャン、沖縄の人気曲でカヴァー制作。首里城再建支援へむけ応援歌に

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沖縄出身アーティストらによる、沖縄県・首里城の再建を支援する応援歌の制作が始まっている。この応援歌のボーカルをChuning Candy(チューニングキャンディー)が担うことが明らかになった。

2019年の火災で主要な建物が焼失した首里城。再建にむけ、現在沖縄県内の様々な場所で募金運動が行われている。そんな中で発足した今回の試みでは、沖縄在住のアーティストである“イクマあきら”が2008年に発表し、エイサーや高校野球などスポーツイベントでの応援歌としても若い世代に知られている人気曲「ダイナミック琉球」をチューニングキャンディーがカヴァーする。収益の一部は那覇市役所を通じて首里城再建支援のために寄付される。

曲の振付を監修するのは、沖縄出身で現在はロサンゼルスを拠点に活動し、少女時代の振付などで知られる世界的なダンサー・振付師の仲宗根梨乃。演奏には、春夏の甲子園で沖縄代表校を40年近くブラスバンドで友情応援し続けている沖縄出身の羽地靖隆氏が率いる尼崎高校吹奏楽部も参加。ブラスバンドのアレンジを加え、甲子園から広まったこの楽曲を盛り上げる。そして楽曲のアレンジは、自身も度々沖縄を訪れ今企画に賛同した音楽プロデューサーの武部聡志が監修する。

今後ミュージックビデオは、“チューニングキャンディー”のリーダーであるソフィーの母校でもあり、昨年野球部が夏の甲子園にも出場した沖縄尚学の校内にて生徒も参加し撮影されるとのこと。

さらに、沖縄を本拠地としているBリーグのプロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」も企画に賛同し、ハーフタイムショーで同曲のライブパフォーマンスが行われることも決定した。今後、代表して“チューニングキャンディー”が那覇市役所を表敬訪問し、市長へ活動報告などを行う予定となっている。

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■ソフィー(チューニングキャンディー) コメント
昨年ニュースで首里城が燃える映像を見た時はとてもショックで、いつも隣に居てくれた大きな存在が消えていくような思いがしました。沖縄の人や世界の人がどれだけ首里城に支えられていたのか、身をもって実感しました。
生まれ育った沖縄の為に何かしなければ。ちょっとでも力になりたいという思いに駆られ、メンバーやスタッフさんと話をして今回の企画参加へと繋がりました。この歌で故郷沖縄に元気を与え、貢献できるように頑張っていきたいです。

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◆Chuning Candy オフィシャルサイト
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