デイヴィッド・カヴァデール「70過ぎて“Still Of The Night”やってる姿、想像できない」
ホワイトスネイクのフロントマン、デイヴィッド・カヴァデールは奥さんから“リタイア”という言葉を使うのを禁じられているが、70歳を過ぎ「Still Of The Night」をプレイしている自分の姿は想像できないそうだ。
◆デイヴィッド・カヴァデール画像
現在68歳のカヴァデールは、オーストラリアの『Heavy』誌のインタビューで、「1978年に、誰かからホワイトスネイクは2020年になっても活動していると言われたら、どんな反応をしていたと思う?」と問われ、こう答えた。
「笑ってたね。僕は、“Here I Go Again”と“Crying In The Rain”を大昔、最初の結婚が破綻しつつあるとき作ったんだ。そして、30歳の誕生日が近づいたとき、“もう終わり”とも思ったよ。当時は誰もいなかったんだ……、ザ・(ローリング・)ストーンズやザ・フーはマジか?って感じだよ。僕はいま68だ。でも、彼らは70過ぎてるだろ。僕は、70過ぎて“Still Of The Night”やってるとこは想像つかない。だから、それがいつ起きるかは、わからない。妻から“リタイア”って言葉使うの禁じられているんだ」
「でも、僕は毎日、自分の人生がこうであったことに感謝している。プライベートの面でも仕事の面でもだ。魔法のようだよ。金のために一緒にいるってバンドはたくさんいる。このバンド(ホワイトスネイク)は友達として、ものすごく上手く行ってる。僕ら、“スネイク・ブラザーズ”って呼んでるんだ」
ホワイトスネイクは昨年春、13枚目のスタジオ・アルバム『Flesh & Blood』をリリース。『Good To Be Bad』以来11年ぶりに全英トップ10ヒットとなった。数日前には、夏にサミー・ヘイガー&ザ・サークルと北米でジョイント・ツアーを開催することを発表した。
カヴァデールはこのツアー終了2日後(9月22日)に69歳の誕生日を迎える。
Ako Suzuki
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