[Alexandros]、庄村聡泰の勇退を発表

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[Alexandros]の庄村聡泰(Dr)が、5月に予定されているベストアルバムのリリースを最後にバンドを勇退することが発表された。

庄村は2019年6月、局所性ジストニアと診断されたことを公表し、その治療のためライブ活動を休止していた。本日1月24日にオフィシャルサイトで発表された声明の中で、彼は「やれる限りの治療と思い付く限りの処置やリハビリ、勿論演奏も、試みておりました。しかし、演奏面については残念ながら現在まで目覚ましい効果を実感できる事例や療法は見つかっておらず、腰の状態も含め日常生活は元気に送る事ができているのにドラムだけが上手く叩けない、と言う事実のみが残ってしまいました」としながら、「その様な日々を過ごす内にどうしても演奏家ではない人生についての考えを無視できなくなってしまい、また、その気持ちが日増しに大きくなってきてしまい、ひいてはこの症状も自分の一部として受け入れた上で生きていきたいと思う様になりました」と説明している。

また、自身のバンド活動を振り返る中で「悔いめいた思い、やり残した様な思い、そう言った感情が、本当にありがたい事に見つかりませんでした。ドラムは叩けなくなってしまっているけれど、自分が人生をかけたバンド活動に一切の後悔はなく愛おしく大切な日々をみんなと共有できた、と言う事実のみが残っていました」とも明かし、「幸せなバンド人生を、本当にありがとう。みんなのおかげです。何らかの恩返しになる様なこれからを、歩んでいけたらと思っています」と思いを綴った。



[Alexandros]の公式YouTubeチャンネルでは本日21時より、メンバー全員による生配信が実施されるとのことだ。

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