フェンダー、オールハンドワイヤードの希少な64年USA製アンプがリイシュー「’64 Custom Princeton Reverb」

フェンダーよりヴィンテージアンプ「Princeton Reverb」シリーズのリイシューモデル「’64 Custom Princeton Reverb」が登場。1月23日より国内出荷が開始された。

Princetonアンプは時代やジャンルを超えてギタリストに愛され続けてきたギターアンプの一つ。フェンダーならではのリッチなトーンと優れたレスポンスに加え、汎用性の高いリバーブとトレモロエフェクトを提供するモデルだ。適度なパワー感のアンプを求めるギタリストにとって、ステージやスタジオワークなど幅広い現場に対応する理想的なアンプとして人気を誇る。また、エフェクターとの相性もよく、ペダルボードでのサウンド設計が主流のこの時代において、最適なアンププラットフォームとなる。


コレクターズアイテムとしても人気を維持し続けている1960年代のオリジナルモデルは、ヴィンテージ市場で非常に高い値段で取引されている。カリフォルニア州コロナで一台一台丁寧にハンドワイヤリングされた12W出力の「’64 Custom Princeton Reverb」が、この名声あるモデルラインナップに加わることになる。


真空管駆動のスプリングリバーブとトレモロ、ハンドワイヤリングしたAA1164回路、Fender Vitage Blue Toneキャパシター、生き生きしたクリーントーンと適度な歪みを奏でる10インチJensenアルニコP10-Rスピーカーを採用。プリアンプ真空管12AX7×3と12AT7×1、整流管5AR4/GZ34、そしてマッチドペア6V6パワー管を搭載する。豊かなレゾナンスと軽量化を実現する単板松材を使用したキャビネットには、テクスチャーを加えたビニール外被を組み合わせ。軽く経年加工された銀色のグリルクロスもフェンダーならではのルックスを演出している。製品にはフットスイッチとアンプカバーが付属する。