フェンダーが2020年のギター/ベース新製品をNAMMで発表、Parallel Universe第2弾が登場

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Fender Musical Instruments Corporation(以下フェンダー)が、米カリフォルニア州アナハイムのNAMM 2020で多数の新製品を発表。エレクトリック・ギター&ベースカテゴリーにおける2020年の主力製品となる新USA製ラインAmerican Ultraシリーズをはじめ、過去に人気を博したLeadやHM Stratのリバイバルモデル、そのユニークで独創的な存在感が人気のParallel Universeの第2弾となるParallel Universe Volume 2コクレクション、そして高評を得ているAmerican OriginalとPlayerの両シリーズには新モデルや新フィニッシュのヴァリエーションモデルが登場した。

Winter NAMM開催に先駆けて2019年11月に発表されたAmerican Ultraシリーズは、新開発のモダンスペックと最先端のクラフトマンシップ、そして洗練されたデザインを誇るフェンダーの最も進化したシリーズ。Stratocaster、Stratocaster HSS、Telecaster、Jazzmaster、Precision Bass、Jazz Bass、Jazz Bass Vの7 モデルから構成される44製品をラインナップしている。新しいデザインのボディコンターが特徴で、革新を続けるフェンダーにとって新しい章の幕開けを象徴するシリーズとなっている。


▲Player Lead II(Crimson Red Transparent)。斜めに取り付けられた2基のPlayerシリーズシングルコイルピックアップが特徴。

▲Player Lead III(Olympic White)。2基の高出力アルニコV Playerシリーズハムバッカーを搭載。

Playerシリーズに追加されたLeadモデルは、エレクトリックギターの実用的なエントリーモデルの新たな選択肢として1979年に発表された。新しいソリッドボディデザインとハードテイルブリッジ、そして新設計のワイヤリングオプションをフィーチャーし、幅広いプレイヤーにとって魅力的な製品チョイスとして受け入れられた。今回発表されたLeadモデルは、70年代後期と80年代に短期間のみ生産されたモデルへのオマージュで、ユニークなスタイリングとパワー、そして取り回しの良さが魅力のモデルとなっている。

80年代後期にヘヴィメタルファンやテクニカルプレイヤー向けに発表されたHM(HEAVY METAL)Stratocasterも今年のWinter NAMMでリバイバルされた。今日に至るまで人気を誇る本モデルはオリジナルモデルが生産された同じファクトリーで、当時のカラーを忠実に再現したFrozen Yellow、Flash Pink、Ice Blue、そしてBright Whiteといった4種類のDay-Gloカラーヴァリエーションがラインナップされる。

ユニークで独創的な発想で開発されたParallel Universeコレクションの第2弾も発表された。Parallel Universe Volume 2は以下の8モデルをラインナップする。


▲Troublemaker Custom W/ Bigsby

▲Troublemaker Tele Custom

▲Strat Jazz Deluxe

▲Maverick Dorado

▲Spark-O-Matic Jazzmaster

▲Jazz Strat

▲Tele MÁGico

▲Uptown Strat

American Originalシリーズには新色が各モデルに追加される他、’60s Telecaster Thinlineと’70s Telecaster Customの2機種も新たにラインナップ。エントリー向けのPlayerシリーズにはDuo Sonic、Mustang、Mustang Bass PJ、そしてMustang 90モデルが追加、より充実した製品オプションを提供する。


▲American Original ’60s Telecaster Thinline

▲American Original ’70s Telecaster Custom

▲Player Series Duo-Sonic

▲Player Series Mustang

▲Player Series Mustang Bass PJ

▲Player Series Mustang 90
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