saji-サジ-、改名後初ワンマンが満員御礼「ようやくこの場所に立てました!」

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saji-サジ-が2019年12月18日(水)、ワンマンライブ<saji 1st Live 2019〜尾羽打チ枯レズ飛翔ケリ〜>を東京・代官山UNITで行った。

◆ライブ写真

今年2019年7月に「phatmans after school」から「saji-サジ-」へと名前を改めた彼らの改名後初ワンマンライブは、チケットが完売と幸先の良いスタートを切った。

オープニングが流れると、会場には大歓声が巻き起こった。まずは、“自分たちの未来は自分たちで掬(すく)い上げていけ”とsajiの名の由来にもつながるようなメッセージ性の高いロックナンバー、「形而上(けいじじょう)パラドクス」「ノットビリーバー」「過去現在未来進行形」と続き、オーディエンスを一気にsajiの世界へ引き込む。



「みなさん! こんばんは〜! 改めましてsajiです! お待たせしました! sajiとして初めてのワンマン!をどれだけ待っていたことか。ようやくこの場所に立てました! ありがとう!」と、ユタニが思いを熱く語った。

「夕焼通り探検隊」「世界線YOUTH」ののち、この日サポートを務めたテディのドラムソロでさらに会場はヒートアップする中、10月23日にsajiとして初めてリリースしたシングル「ツバサ」収録楽曲から「まだ何者でもない君へ」を披露した。“諦めずに続けていれば夢は叶う”と、ここまでを通してsajiのこれまでを表したようなセットリストでファンを沸かせる。



ここからは、“YPT”こと“ユタニ・パーティ・タイム”。「皆さん、知っている人はお待たせしました! 知らない人ははじめまして!! YPTの時間がやってきました! 今日は何曜日ですか? そう水曜日!! でも、この場所・この時間の代官山UNITだけは〜」との曲振りで、「FR/DAY NIGHT」でタオルを振り回しながら走り回り、続いて「あいまいみー」を披露。そして「無重力少年」では、この日のために、以前レギュラーラジオ番組で共演した吉本興業所属芸人・キャベツ確認中のキャプテン★ザコ、弟子のせつこの力を借り、バルーンで作られたソリに乗って観客の上を飛び回った。なお、キャプテン★ザコの巨大バルーンアートは木村拓哉や菅田将暉など数々の大物芸能人に提供されたこともあるほど定評があるよう。



そんな雰囲気が一転、キーボードを入れた特別な編成で甘酸っぱい恋愛模様を歌った「猫と花火」「ツキヨミ」を披露すると、観客は酔いしれた。phatmans after school時代からお決まりの“ユタニの甘い語り”ののち、「君たち一人一人に全力で歌います! …タクミが!」と、会場の笑いを誘いながらもphatmans after school時代から人気の楽曲「棗」を披露。会場の盛り上がりは止まることなく上昇し続けた。

キーボードの工藤のソロパフォーマンスを挟みながら、「イトシキミヘ」、そして雰囲気をがらっと変え、全力で「リコーダー」「感性モーメント」と走り抜けた。



会場は暗転するも、拍手が鳴り止まない。止まらぬ熱いアンコールの歓声に応えて、彼らが再びステージに現れる。そして披露された楽曲は、sajiのファースト・シングルのタイトルにもなったTVアニメ「あひるの空」エンディング・テーマ「ツバサ」だ。割れんばかりの歓声で、この日最高潮の盛り上がりを見せた。また、ようやく歌唱以外で口を開いたヨシダタクミは、2020年の目標として「次のアルバムが出るまでに20kg痩せます! 痩せなかったら、高所恐怖症だけどよくアイドルの方がやっている竜神大吊橋でバンジージャンプします!」と宣言してみせた。

続く「クリスマスタウン」で、会場のムードは一気にクリスマスムードへ。ユタニがサンタに扮して登場。そして、キャプテン★ザコと共に、北斗の拳のネタを披露しながら会場をさらに盛り上げ、楽曲の最後にはsajiからのプレゼントとして風船が会場に降り注がれた。そして、最後の1曲へ。「ハッピーになろうぜ!!」と、惜しまれながらも「シリアル」で幕を閉じた。



■saji Mini Album 「タイトル未定」

2020年春リリース決定

■東名阪ツアー

2020年開催。詳細は後日発表

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