全米アルバム・チャート、ラッパーRoddy Ricchのデビュー作が初登場1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、ラッパーRoddy Ricchのデビュー作『Please Excuse Me for Being Antisocial』が初登場で1位に輝いた。21歳の彼は、2017年にミックステープ『Feed The Streets』を自主リリースし、その後、アトランティックと契約を交わし、2018年に発表したミックステープ『Feed Tha Streets II』が67位をマークしていた。
◆『Please Excuse Me for Being Antisocial』画像
彼がフィーチャーされたニプシー・ハッスルの「Racks In The Middle」とマスタードの「Ballin’」はグラミー賞の候補に挙がっている。
2位には、ザ・フーの新作『WHO』がチャート・イン。1978年発表の『Who Are You』以来となる最高位をマークした。ザ・フーのアルバムはまだ全米1位を獲得しておらず、『Quadrophenia』(1973年)、『Who Are You』(1978年)、そして今作の2位が最高位となる。
3位にはカミラ・カベロのセカンド『Romance』が初登場した。今週はこのほか、2018年6月に亡くなったXXXTentacionの4枚目にして最後のスタジオ・アルバムになると言われる『Bad Vibes Forever』が5位にチャート・インしている。
また、12月9日に急逝したジュース・ワールドのアルバム2枚、ファースト『Goodbye & Good Riddance』(2018年)が6位、セカンド『Death Race For Love』(2019年)が10位に再エントリーした。
Ako Suzuki