スティング、ジュース・ワールドを追悼「音楽の世界にとって痛ましい喪失」
スティングが、日曜日(12月8日)21歳の若さで急逝したラッパー、ジュース・ワールドを追悼した。
◆ジュース・ワールド画像、動画
ジュース・ワールドは2018年にリリースし、全米2位をマークしたシングル「Lucid Dreams」で、スティングの曲「Shape Of My Heart」(1993年)をサンプリングしていた。
スティングは、『Billboard』誌に「音楽の世界、そして多くの可能性とユニークで貴重な才能を持つ若者の人生において本当に痛ましい喪失だ」と話した。「“Lucid Dreams”は、“Shape Of My Heart”を挿入した数ある曲の中でも僕のお気に入りだった。あの曲はこの先も共感を呼ぶことだろう。ご家族にお悔やみを」
また、スティングがこの曲を巡り、ジュース・ワールドを訴えるところだと噂されていたが、スティングの代理人はそれは単なるゴシップで「事実ではない」と否定したという。
ジュース・ワールドは、シカゴの空港に到着後、発作を起こし、搬送された病院で死亡が確認された。翌日(9日)、検視が行なわれたが、まだ死因は明らかになっていない。
エンターテインメント・ニュース・サイト『TMZ』は、ジュースのプライベート・ジェットのパイロットが、ジュースと搭乗した人々の中に銃を所持している人がいたのに気づき通報し、ジュースは捜査官が彼らを調べる前に持っていた鎮痛剤を飲み込んだらしいと伝えている。
ジュースのボディガード2人が機内に銃を持ち込んだ容疑で逮捕された。
Ako Suzuki