【インタビュー】ATEEZ、早くも日本デビュー「本当にワクワクしています」
8人組K-POPボーイズ・グループ“ATEEZ”(エーティーズ)が、12月4日に日本デビューアルバム『TREASURE EP.EXTRA:Shift The Map』をリリースした。2018年10月に韓国でデビューした直後、北米・ヨーロッパでのワールドツアーを即完させた驚異のニューフェイスであるが、ここ日本でも、今年5月に開催された<KCON>で初来日してから間もないタイミングでCDデビューを果たした。またATEEZにとって、韓国以外の外国で初めてデビューすることになる。
アルバムには、これまで韓国で発表してきた楽曲のリミックスや、「UTOPIA」「AURORA」の日本語ver.などを収録。「HALA HALA」や「Say My Name」といった重低音が強烈で鮮烈なナンバー、「Pirate King」や「Treasure」といった雄大なスケール感のダイナミックなナンバー、加えて「WAVE」や「ILLUSION」などではアーバンなポップのテイストも範疇に収め、ATEEZの音楽性が非常にバラエティに富んでいることを伝える。加えて、パフォーマンスも評価が高く、すでに死角なしといった印象の彼らに、BARKSは2度目の取材の機会を得た。作品に込められた想いや、日本デビューする心境を訊いた。(編集部)
※メンバーMIN GIは欠席
◆ ◆ ◆
■ たとえ誰かに夢を笑われようとも、手をつないで最後まで行くぞ!というメッセージ
── まずは、今回の日本デビューアルバム『TREASURE EP.EXTRA:Shift The Map』の紹介からお願いします。
▲『TREASURE EP.EXTRA:Shift The Map』Type-A
HONG JOONG:僕たちは韓国で「TREASURE」シリーズとして4枚のアルバムを出してきたのですが、それを拡張したようなアルバムです。「TREASURE」シリーズの延長線上にある1枚とも言えますし、僕たちが初めて日本語で歌った曲も収録されているので、新たなチャレンジも楽しんでいただけると思います。日本のファンの皆さんに、より分かりやすく僕たちの楽曲が伝われると嬉しいです。
── “Shift The Map”は、直訳すると“地図を移し替える”といった意味ですよね。
HONG JOONG:ある人は“今までとまた違う次元のMAPだ”と受け取るかもしれないし、ある人は“今までのMAPの延長線上の拡張版だ”と捉えるかもしれません。先日公開されたMVなども観ていただいて、その解釈は皆さんにお任せしたいと思っています。
▲HONG JOONG
── 全曲聴かせていただいて、楽曲が本当にバラエティ豊かだと感じました。前回お話をうかがった日本初取材では、「投げかけたいメッセージを大事に曲を作っている」とおっしゃっていましたが、今作を通してどんな思いが伝わったらいいと思っていますか?
JONG HO:僕たちはいつも、歌詞の内容を皆さんに伝えようとするのですが、同じ内容でも聞いた人によってそれぞれ違う感情を受け取ったりもすると思うんですね。それはそれで素敵なことですし、たくさんの収録曲には1曲1曲僕たちの伝えたい思いをしっかり込めているので、その意味がちゃんと伝わるように歌い、ダンスをし、感情をうまく表現することができる歌手になりたいです。
▲JONG HO
── 具体的な収録曲でいうと、リードトラック「UTOPIA(Japanese Ver.)」がめちゃくちゃカッコいいですね。
SAN:(日本語で)はい、そうです!(笑)
全員:ありがとうございます!!
── 楽曲の聴きどころはどこですか?
WOO YOUNG:JONG HOくんのサビのパートなんですけど── 。
JONG HO:♪絵空事だと笑われてもいいさ~
WOO YOUNG:はい。この曲は、まさに皆さんに伝えようとしていることを歌っています。自分たちには夢があって、たとえそれを誰かに笑われようとも手をつないで最後まで行くぞ!というメッセージを込めています。
JONG HO:(日本語で)行くぞー!!
WOO YOUNG:(日本語で)行こう!!
── レコーディングはいかがでしたか?
YUN HO:日本語の歌詞のレコーディングでは、もともと韓国語で歌っていた曲なので、途中、少し混乱してしまうことがありました。でもスタッフの皆さんのサポートを受けながら、そして何より、僕たちも日本語の練習を本当に一生懸命したので、さほど大きな問題はなかったと思います。
▲YUN HO
YEO SANG:韓国語のオリジナルバージョンと日本語の歌詞の言葉数が、少し違うところがあるんです。そのリズムに最初は手こずりましたが、何度か練習を重ねることでうまく歌えるようになりました。
▲YEO SANG
── 「UTOPIA(Japanese Ver.)」はMVも撮られたそうですね。
全員:(日本語で)撮りました。
WOO YOUNG:ダンスシーンが本当にたくさんあって、いくつかのセットを移動しながら長時間踊りました。“これはMVじゃなくダンス映像を撮ってるんじゃないか”と思うくらい、本当にたくさん踊りました。僕たちの掛け声の通り“エイト・メイクス・ワン・ワンチーム”となるように、周りの皆さんの助けも受けながら一生懸命頑張りましたので、どうぞ期待してください!
◆インタビュー(2)へ
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