TOTO、今週末の公演をもち当面、活動を休止

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Photo by Scott Richie

TOTOは10月20日米フィラデルフィアで開催する公演──デビュー40周年を記念する<40 TRIPS AROUND THE SUN>ツアーの最終日をもって当面、活動を休止するそうだ。

◆TOTO画像

ルカサーは『The Morning Call』の電話インタビューで、「僕は、未来の未来のことはわからない。でも、予測できる未来においてフィラデルフィアが最後の公演になるのはわかってる。間違いなく、TOTOのこの形態は終わりだ」「このヴァージョンは10月20日で消滅する」と話した。

これを“TOTOの終焉”と報じるメディアもあったが、バンドは『The Philadelphia Inquirer』の記事をツイート。この中では、完全に止めるわけではなく、2年以上続いたツアーの後休みを取るだけとの代理人からのコメントが伝えられている。



ルカサーは『The Morning Call』のインタビューで、デヴィッド・ペイチ(Key)が体調不良によりツアーを離脱したこと、さらに長期間に渡るツアーや度重なる訴訟への疲れが、そう考えるに至った要因だと話していた。

ペイチは昨年、健康問題に対処するためツアーへの不参加を発表。ルカサーによると、「発作のようなものを起こした」という。「デイヴはいまでもプレイしているし、歌うこともできる。元気だし、歩き回ってる。でも、もう全力疾走できるわけじゃない。彼は最近(9月20日)、LAで久しぶりに公演に参加した。あれは、この本を閉じるのに相応しかった。少なくとも、このチャプターの終わりに」と話した。

TOTOは2008年にも活動を休止したが、2010年に再開している。

Ako Suzuki
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