【短期連載】彩冷えるの『<辞するモラトリアム>TOUR DIARY』第4回 タケヒト編「ずっと後悔していました」
こんにちは、タケヒトです。ワンマンツアー<辞するモラトリアム>4本目、大阪umeda TRAD公演までが無事に終わりました。
◆彩冷える 画像
大阪公演が終わった事で、今回のツアーもいよいよ終盤に差し掛かってきたね。今回はそんな大阪公演について書かせてもらいます。
まずは、あんなにたくさんのファンの方が集まってくれるとは思っていなかったので、ステージに立った瞬間、本当に嬉しくて。そして、1曲目の「query」からみんなの熱気が凄かったね。
今回のツアーは『辞するモラトリアム』というアルバムの新曲たちをメインにしているのにもかかわらず、初日から既にツアーファイナル程の一体感がありました。それが博多、岡山とツアーを進めるにつれて、より強固になっていく感覚があります。
僕たちは現在15周年とはいえ、5人としては9年の間、全く活動をしていなかったので、いかに“バンド”として9年分の成長を短期間で出来るかが自分の中のテーマでした。それが今すごい勢いでライブの度に成長出来ていると思う。
僕はもう18年くらいバンドをやっています。でも、ここまでメンバーが一丸となったのは初めての経験です。そして、メンバー、スタッフ、集まってくれた皆さんが同じ気持ちになったライブのパワーが、ここまで凄いものだとも知りませんでした。
だからこそ、大阪でのライブが人生最後のステージとなったとしても、きっと後悔がありません。
9年前にZepp Tokyoで開催したツアーファイナルが、演出も含めた彩冷えるとしての最後のワンマンライブとなっていました。あのライブが最後のワンマンとなってしまった事、ずっと後悔していました。
だから今は、たとえ最新のライブが最後になったとしても、決して後悔がないように向き合おうとしているし、メンバーみんなで向き合えています。もし大阪公演が最後のライブになったとしても、笑顔でいられる。そんなライブでした。
脱退や解散はグループで活動している以上、仕方のないことですが、当時の僕たち程の分裂をしたグループはあまりいないと思います。そして、今の僕たち程、真の結束力を持って復活したグループもいないと思います。
9年振りの新曲たちである『辞するモラトリアム』と共に、今の5人の生き様も含めた新しい彩冷えるを、ぜひ一度確かめに来て欲しい。ツアーも残りわずかとなってしまいましたが、ライブで待っています。
彩冷える タケヒト
■ワンマンツアー<辞するモラトリアム>
2019年9月08日 福岡・博多DRUM Be-1
2019年9月14日 岡山YEBISU YA PRO
2019年9月16日 大阪umeda TRAD
2019年9月19日 北海道・札幌cube garden
2019年9月20日 北海道・札幌cube garden
2019年9月23日 宮城・仙台JUNK BOX
2019年9月26日 東京・赤坂BLITZ
■オリジナルアルバム『辞するモラトリアム』
※iTunes、Spotify、Google Play Music、Amazon Music、Apple Musicなどの音楽配信サービス
・各配信サービス
01. query
02. ミルク
03. さめざめ
04. アンビバレント ワールド
05. プロポーズ
06. 前戯
07. 透明ゆえに色を選べずに
08. あなたに
09. 君は、アジテーター
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