A HUNDRED BIRDS、ナターシャ・ワッツを迎えたライブ・アルバムを全世界配信

ポスト

日本が世界に誇るダンス・ミュージック・オーケストラ、A HUNDRED BIRDSがUKソウルディーバのナターシャ・ワッツを迎えたライブ・アルバムを全世界配信する。

ロンドンを中心としたヨーロッパのダンスシーンにおいてかつて1970年代後期のフィリーソウルを彷彿させるオーケストラ編成のダンスミュージックが脚光を浴びている中、1970年代後期を最後に、フィラデルフィアソウルを代表するサルソウル・オーケストラ、MFSBのオーケストラ・セッションのムーヴメントの炎が一度途絶えたが、1996年より沸々と大阪より、その魂を受け継ぎDJYOKU率いるA HUNDRED BIRDSが20年以上も世界中のダンスミュージックシーンにインパクトを与え続けた結果、現在のヨーロッパにおけるダンスミュージック・オーケストラのムーヴメントに結実していることであろう。

今回の作品は、そんなA HUNDRED BIRDSに、世界中のブギー・ブームの再来をトレンドに押し上げたデンマークのプロデュース・ユニット“クール・ミリオン”の看板歌姫でもあり、イギリスBBCでもレギュラーパーソナリティーを持つナターシャ・ワッツを迎えた2019年3月11日ビルボード大阪公演を収録した作品である。

セットリストにはナターシャ・ワッツのオリジナル楽曲はもちろん、1996年にルイ・ヴェガとケニー・ドープ率いるニューヨリカン・ソウルがカヴァーし世界的に脚光を浴びたサルソウル・オーケストラ・フィーチャリング・ロレッタ・ハロウェイの名曲「Runaway」、クルセイダーズの名曲「Street life」、そしてハウスフリークには懐かしいテルマ・ヒューストンの「All of that」をロンドン・ハウスシーンの最重要人物、故ポール“トラブル”アンダーソンが1996年にリミックスし、AZULI RECORDSからリリースしたヴァージョンを再現と贅沢なセットリストとなっている。

また、今回のライブレコーディング&ミックス・エンジニアは、カニエ・ウェストの「Graduation」の参画をはじめm-floなど数々の作品を手がけてきた関根青磁が担当。マスタリング・エンジニアはロンドンのメトロポリススタジオで、ネナ・チェリー/ザ・フー/ブラー/ジ・オーブ/オアシスなどを手がけてきたアンディ“ヒッピー”ボールドウィンが参画。このスペシャルな一夜を、最高な音で世界中のミュージック・ラヴァーにぜひ堪能していただきたい。


DJ YOKU コメント

ナターシャ・ワッツとA Hundred Birds Orchestra(以下AHBO)が織り成す76分の最高のライブアルバム! ナターシャのオリジナル曲を中心に「Runaway」などのカバー曲も収録。Jazzyに、Houseyに、Reggaeに、Latinに、そしてSoulfulに仕上げたアレンジをナターシャとAHBO22人編成でがっつり競演・演奏。今回の曲のセレクトはほぼナターシャから提示されたものでしたがアレンジなどは自由にやってください、とのことでナターシャのオリジナルバージョンとは全く違ったAHBOリミックス的な曲も満載です。リハーサル時から濃厚に楽しく素晴らしいセッションを繰り返し、それは何ものにも代え難い時間を共有することができました。その結果AHBOのファンタスティックな演奏とナターシャの素晴らしいボーカルが見事にマッチングした最高のライブアルバムが出来上がりました!


『A HUNDRED BIRDS, Natasha Watts「LIVE IN OSAKA」』

2019年9月27日(金)リリース
■収録曲
01. ONLY YOU
02. ENJOY YOURSELF
03. Good Love
04. I DO I DID I'M DONE
05. Runaway(original : THE SALSOUL ORCHESTRA FEATURING LOLEATTA HOLLOWAY)
06. TALK TO ME
07. Reach Up ~ FLY AWAY←メドレー
08. Whenever You're Around (original :Jill Scott)
09. BABY
10. SPECIAL DAY
11. Won't Let Go ~ Everything ~ OUT OF MY MIND ~ All of that (original : Thelma Houston) ←メドレー
12. Love Who You Are
13. Street life(original : Crusaders)

◆A Hundred Birds オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報