フェンダー、本格的チューブアンプサウンドの「Tone Master」&「Champion」新モデルでデジタルアンプのラインナップを強化

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フェンダー史上最も革新的なデジタルアンプ「Tone Master」シリーズと、よりアグレッシブなトーンとブラック・オン・ブラックのクールなデザインでリニューアルされた「Champion 100XL」を含む新しいラインナップが登場。米ナッシュビルのSummer NAMM 2019で、FENDER MUSICAL INSTRUMENTS CORPORATIONよりデジタルアンプの新ラインナップが発表された。国内販売の詳細は後日アナウンスされる。


▲Tone Master Deluxe Reverbは、オリジナルの22W出力Deluxe Reverbチューブアンプのサウンドをデジタルプロセッシングで忠実に再現したデジタルアンプ。2ボタンのフットスイッチが付属。キャビネットシミュレーション付きバランスXLRライン出力、サイレントレコーディングに役立つミュートスイッチ、ファームウェアアップデート用USBポートも備える。

Tone Masterシリーズはフェンダーのアイコニックなアンプである「Deluxe Reverb」と「Twin Reverb」の本格的チューブサウンドを再現し、伝統的なフェンダー・アンプのあるべき姿をデジタルアンプの世界で確立したモデル。「Tone Master Deluxe Reverb」と「Tone Master Twin Reverb」は、各チューブアンプのサウンドを継承しつつ重量を半減させ、今日のプレイヤーがステージやレコーディングで求める機能を搭載した最先端の次世代バージョンとなっている。


▲Tone Master Twin Reverbは、オリジナルの85W出力Twin Reverbチューブアンプのサウンドをデジタルプロセッシングで忠実に再現。フェンダーのリバーブ&トレモロエフェクトも搭載。こちらもフットスイッチやキャビネットシミュレーション付きXLR出力、USBポートなどモダンプレイヤーの要求に応えるスペックを備える。

「歴史上最も崇敬されたチューブアンプを完璧に再現するのが、私たちの究極の目標です」と語るのはエレクトリックギター&ベースとアンプ部門VPのマックス・グトニック。「実現には幅広い専門知識と加工技術、革新的なアイディアと数千時間に及ぶサウンド評価が必要とされます。Tone Masterシリーズのアンプの完成度は、オリジナルに匹敵します。トーン、フィーリング、レスポンスといった各特性は、オリジナルのチューブアンプと比べても区別できないほどです。外観もサウンドもフィーリングも同じレベルに仕上げられています。ぜひ多くの方にこれらのアンプのサウンドを聴き、実感してほしいと思います。」


▲Champion 100XLは、クリーンからハイゲインまで鳴らせる多彩なアンプモデリングと、リバーブやディレイ、ビブラートなどのエフェクトを内蔵。付属の2ボタンフットスイッチ足元からチャンネルのスイッチング、エフェクトのOn/Offが操作可能。

また、今回のSummer NAMMでは、「Champion 100XL」がフェンダー・アンプの2019年モデルに新たに加わることとなった。無敵のパフォーマンスと機能を詰め込んだ使いやすいアンプを求めるユーザーに向け設計された「Champion 100XL」には、さまざまなアンプのスタイルや機能が含まれる。

「Champion 50XLの機能性、サウンドクオリティ、デザインはとても人気がありました。私達はブラック・オン・ブラックのデザインにCelestion Midnight 60スピーカーを搭載し、Championシリーズのオーナーたちが好んだ使いやすさやフレキシビリティを損なうことなく、Champion 100XLでも同様のアグレッシブなサウンドを実現しました」とマックスは言う。

また、「Champion 100XL」には、ストンプボックスエフェクトも搭載。クリーントーンから激しいメタルディストーションまで幅広いトーンをカバーする16種類のアンプトーンでフレキシビリティを実現。さらにリバーブやディレイ、VIBRATONEまで幅広く実現する16種類のクラシックエフェクトにより、さまざまなサウンド作りと可能に。最も注目すべきは2台の12インチCelestion Midnight 60スピーカー。この汎用性の高いアンプに出力アップした表現豊かなサウンドを加えている。
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